私立
中央大学戦略経営研究科戦略経営専攻
教育課程・学習成果
専攻独自の学習サイクルである「アクション&リフレクション」の構築

種別 | 経営系専門職大学院認証評価 |
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年度 | 2022年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
必修科目として、「リーダーシップコア」を開講し、同科目において学生に自らが目指すリーダー像を具体化させ、目標の達成に向けどのような知識や実践が必要かを考えさせたうえで、科目履修により必要な知識の修得や実践を行い、「アクション&リフレクション」という学習サイクルを通じて振り返ることで経験学修を促進させている。このような一連の取組みは当該専攻の目指す人材の育成に寄与するものとして、評価できる(評価の視点2-6)。
ここがポイント
- 必修科目「リーダーシップコア」の受講を通じて、各学生に自身の目指す「戦略経営リーダー(チェンジ・リーダー)」像を具体化させている。
- 仲間との振り返り→講義での学び→現場でのアクションを繰り返す「アクション&リフレクション」という独自の学習サイクルを構築している。
大学からのコメント
アクション&リフレクションは、チェンジリーダーの育成のためにデザインされたプログラムである。MBA課程2年間の横串を通す形で、入学時のキックオフセミナー、必修講義である「リーダーシップコア」でのリフレクションを含む入学半年後から半年ごとに3回行われるリフレクションセミナー、そして修了時のラップアップセミナーから構成される。このような節目のセミナーに加えて、プロジェクト研究を除くすべての科目において毎回の講義後にミニットペーパーに記入することにより、学生はその回に学んだことを振り返ることができる。また、必修講義・プロジェクト研究などでも、専任教員たちから日々の振り返りを促すよう学生たちに動機づけが行われている。「リフレクション・ジャーナル」は学生の2年間を記録し振り返るために、キックオフセミナーで立てた目標、受講した授業での振り返り、ラップアップセミナーでの気づきや新たな目標などを学生自身が記入し、読み返すことでリフレクションを促すしくみとなっている。このようなアクション&リフレクションによって、問題意識→実践→内省というサイクルが習慣づけられる。