公立
熊本県立大学
基準7:学生支援
「食育推進室」を中心とした食育活動の展開ー学生や地域の食生活を向上させる取り組みー
取組み事例
長年にわたって食育活動に取り組んでおり、学生の食生活の自己管理能力を向上させるため、2018(平成30)年度に新たに「熊本県立大学食育ビジョン」を定め、「食育推進室」のもとに学部横断的な学生グループ「たべラボ」を組織し、学生が企画・運営をして調理方法に関する動画の配信や食料備蓄についての講座を開講している。これらの取り組みにより、学生の食生活・生活習慣のスキルアップにつながることが期待できるとともに、将来的には地域の食生活に関する課題解決を推進する取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- 「熊本県立大学食育ビジョン」を定め、「食育推進室」を中心に、学生の食生活に対する自己管理能力向上や、地域の食生活や生活習慣に関する課題解決に長年にわたって取り組んでいる。
- 学生が中心となって運営する食育活動団体「たべラボ」が活躍しており、調理に関する動画の配信や「食育推進室」主催のイベントに出展等をすることで、学生の視点からの食生活の改善・向上に取り組んでいる。
- 上記の取り組みによって、学内だけでなく地域住民の健全な食生活の推進につながる取り組みを行っている。
大学からのコメント
本学では前身の熊本女子大学から続く食と健康に関する人材育成や研究活動の実績があり、長年にわたる様々な食育活動が認められ、2017(平成29)年度には第1回食育活動表彰教育関係者・事業者部門で「農林水産大臣賞」を受賞しました。 今後も「熊本県立大学食育ビジョン」の基本理念である「地域に学び、地域に伝える食育」に基づき、地域の食資源を生かし、本学学生の食と健康に関する理解を深め、食生活を通して健康を自己管理できる人材を育成するとともに、専門的知見を有する人材を育成し、地域の食に関する課題解決を目指します。