公立
熊本県立大学
基準4:教育課程・学習成果
「もやいすと育成システム」の発展による地域貢献・グローバル人材の育成

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2022年度 |
区分 | 公立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
大学の理念「地域性の重視」実現に向け、地域づくりのキーパーソンとして地域の人々と協働して課題解決に取り組む人材を育成するための「もやいすと育成プログラム」に、2020(令和2)年度から大学の理念「国際性の推進」を付加した「もやいすとグローバル育成プログラム」を新たに開始している。新たなプログラムでは、海外留学や海外インターンシップを行い、世界を舞台に活躍しながら、地域にその知を還元できる学生の育成を目指しており、参加資格に外部団体が実施する語学能力試験の点数基準を設定することにより、参加学生の英語学習へのモチベーション向上といった効果を得ている。「もやいすと育成システム」を不断に発展させ、教育を通じて大学の理念のひとつである「国際性の推進」の体現に努めていることは評価できる。
ここがポイント
- 「もやいすと育成システム」のもとに「もやいすと育成プログラム」を置き、全学生に対して地域に根差した教育活動を行ってきた実績があり、初年次必修科目に地域や防災について学ぶ科目を設置するなど、地域貢献のキーパーソンとなる人材養成に取り組んでいる。
- 2020(令和2)年度に新たに「もやいすとグローバル育成プログラム」を開始し、海外インターンシップや留学を通じたグローバル人材の育成が期待できる。
- 大学のスローガンである「地域に生き、世界に伸びる」を体現した教育システムを発展させ続けている。
大学からのコメント
本学では、地域との「もやい(舫い)、つながり」を意識し、地域づくりのキーパーソンとして人々と協働して行動できる能力を養う「もやいすと育成プログラム」、さらに、グローバルな視点を持ち、地域課題に柔軟に対応できる能力を養う「もやいすとグローバル育成プログラム」により、社会に有為な人材の育成に取り組んでいます。今後も両プログラムを包含する「もやいすと育成システム」の発展に向け、全学的に取り組んでいきます。