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地域の創業機運の醸成に寄与する「熊本イノベーションスクール次代舎」の活動

私立 熊本学園大学

基準9:社会連携・社会貢献

地域の創業機運の醸成に寄与する「熊本イノベーションスクール次代舎」の活動

熊本学園大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

地域の産業経営の発展に資することを目的とした「産業経営研究所」において、熊本県からの受託事業として「熊本イノベーションスクール次代舎」を開講し、企業の次代を担う若手経営者や幹部候補を対象に、講義と演習からなる体系的なプログラムを提供している。これによって、イノベーションを生み出す起業家としての資質を養う事業創造の学びの場として機能しており、地域の創業機運の醸成に寄与していることは評価できる。

ここがポイント

  • 熊本県からの受託事業として「熊本イノベーションスクール次代舎」を開講し、マネジメント等に関する体系的なプログラムを提供している。
  • 若手経営者や幹部候補を対象に事業創造を学ぶ場を提供することで、地域の創業機運の醸成に寄与している。

大学からのコメント

 熊本学園大学は教育研究を支援する付属の研究所として、産業経営研究所、海外事情研究所、そして社会福祉研究所を設置しています。それらの付属研究所は、それぞれの専門分野の学術研究活動、刊行物の出版、研究・調査資料収集、シンポジウムならびに研究会の開催を通じて地域に貢献しています。  中でも、産業経営研究所が開講する「熊本イノベーションスクール 次代舎」は、熊本のこれからを担う、主に20代から30代の若手経営者・地域企業の幹部候補の皆さんが、自社の強みを活かし、新たなマーケットを創造する、イノベーションの基礎力を養うカリキュラムで、地域の経営学を支える層の厚い講師陣を擁する熊本学園大学と熊本県とのコラボレーションで実現した、地域の中小企業のイノベーションを加速するプログラムであり、2018年の第1期開講以来、延べ56名の修了者が巣立ち、それぞれの企業・団体の中枢で活躍しています。  受講者たちは「戦略論」、「マーケティング論」や「管理会計」といったマネジメント力養成の科目を学ぶとともに、「事業創造ワークショップ」や「DX(デジタル変革)演習」といった事業創造の実践を体験し、プログラムの最後に開催する「最終報告会」で自社・自団体のイノベーション提案を発表してきました。  受講後、受講者からは「自分自身の変化が次代舎で得た大きな成果であり、イノベーションを生み出すための第一歩にしたいと思う。」「異業種の方々と共に学び、メンターの方々から多角的なアドバイスをいただく中で視野も広がった。今後も次代舎での学びを活かし、成果に繋げていきたい。」などの感想が寄せられています。

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