大学の長所・特色検索

部署横断のチームによる配慮が必要な学生へのきめ細かな個別修学支援対応

私立 京都ノートルダム女子大学

基準7:学生支援

部署横断のチームによる配慮が必要な学生へのきめ細かな個別修学支援対応

京都ノートルダム女子大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
関連タグ

取組み事例

配慮を必要とする学生を対象に修学上のサポートを行う「キャンパスサポート制度」を設け、キャンパスサポート推進室が中心となり、学生の必要な支援に応じて指導担当教員や学生相談室、学生委員会等の関連部署の教職員によるチームを編成し、きめ細かな支援を行っている。また、聴覚障がいのある学生に対して、在籍学生が有償でノートテイカーを務めており、その養成講座を実施して支援に携わる学生に研修を行うなど教育的効果も期待できる。こうしたサポートによって学生が安心して大学生活を過ごせていることや、障がいのある学生の受け入れ・修学の推進に成果を上げていることは評価できる。

ここがポイント

  • 配慮が必要な学生に対して個別に部署を横断した個別のチームを編成することで、学生のニーズに応じてきめ細かに対応している。
  • 定期的な面談やアンケートで支援の適切性を確認し、配慮が必要な学生が安心して大学生活を過ごせるよう改善・向上に努めている。
  • 聴覚障がいをもつ学生に対して、在籍学生がノートテイカーを務めており、こうした取り組みを展開するために大学はノートテイカー養成に向けた研修等を実施して学生への教育的効果を上げている。

大学からのコメント

✔配慮が必要な学生の申出内容について、まずはキャンパスサポート推進室長が面談を行い、本人のニーズを把握します。これに基づき、教員(学科の担任・学生委員・教務委員・学生相談室長)及び職員(学生課長・教務課長・学事課長・専門相談員)のチームを編成し、学生生活全般にわたって学生のニーズに合わせた支援を行っています。 ✔学生課長がキャンパスサポート推進室長を兼ねることにより、学生ひとり一人のキャンパス生活を細かく把握することが可能です。また、どんな内容であっても、いつでも相談できるよう、フラットな関係作りを大事にするとともに、保証人とも密な連携をとるよう心がけています。 ✔前期及び後期の授業が終了すると、支援を受けている学生全員と振り返りの面談を実施。良かったところや困ったところ等を確認し、その後の支援に活かしています。 ✔毎年4月にノートテイカー養成講座を実施しており、2022年度は19人の参加者がありました。この講座を受講した学生がボランティア(有償)として活躍しています。 ✔ボランティア学生自らが、定期ミーテイング、障がいのある学生との交流会等を企画・開催しており、主体的に支援スキルの向上及び相互理解に努めています。

京都ノートルダム女子大学

関連サイトのURL