より多くの受験生に機会を与える多様な入試制度と全国的な試験実施
より多くの受験生に機会を与える多様な入試制度と全国的な試験実施
獣医学教育評価
2025年
~4,000人
取組み事例
一般選抜ではさまざまな地域で試験を実施してより多くの受験生に機会を与えるとともに、N全学統一方式や基礎学力選抜、公務員等地域獣医師推薦枠を設定し、多様な人材の確保を図っていることは入学者選抜における特色として評価できる(評価の視点4-2)。
ここがポイント
- ・さまざまな入学試験区分を設定し、多様な人材に修学機会を与えている。
- ・一般選抜では、学部独自の試験・全学統一方式の試験ともに、全国10都市以上で試験を実施している。
大学からのコメント
① 入試機会の最大化と地域格差の解消
本学部では、学校推薦型選抜を含めた年内入試において本学付属学校推薦に加えて、「指定校制・公募制」推薦選抜のほか、地域の公務員獣医師養成を目指して都道府県と連携をする「公務員等地域獣医師後継者選抜枠」、本学卒業生に係る獣医師後継者の育成を主眼とした「校友枠選抜」、さらに留学生と帰国生にも門戸を広げ、受験生の多様な状況に応える入試制度を整えております。
また、一般選抜においては計4回の受験機会(N全学統一方式:第1期・第2期,A個別方式:第1期・第2期)を確保しております。これにより、第一志望として熱意を持つ受験生のみならず、併願校を検討する層に対しても、2月から3月初旬まで継続的なチャレンジに応える設計としております。加えて、試験会場を全国主要都市に展開することで、地方在住者の移動コストと身体的負担を最小化しています。居住地域に依存しない「教育機会の均等」を目指して、獣医学教育へのアクセスを全国レベルで担保するものであり、より公共性を備えた入試を目指しています。
② 多様なバックグラウンドを認める選抜設計(学校推薦型選抜)
獣医系大学の推薦入試は現役生限定とするケースが大半を占める中、本学部では既卒者(一浪生)への出願を認めております。一度の挫折で獣医師への道を閉ざすことなく、志の高い人材を多角的に再評価するこの制度は、多様な経験を持つ学生を受け入れる土壌となっています。これは、動物医療現場が求める「レジリエンス(回復力)を備えた人材」の確保という社会的要請に応える、本学部の柔軟な姿勢を示すものです。
③ 採点評価の公平性の追求
一般選抜では、選択科目間の難易度差による不公平を解消するため、「標準化得点(偏差値換算)」による選抜を実施しております。各試験日の難易度や科目特性に左右されず、受験生の学力到達度を客観的な尺度で評価する仕組みとして、受験生が得意科目を活かして安心して挑める環境を提供しています。