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部門の垣根を越えた包括的な学生支援への挑戦

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部門の垣根を越えた包括的な学生支援への挑戦
私立
立命館大学
基準7:学生支援

部門の垣根を越えた包括的な学生支援への挑戦

立命館大学
種別

大学評価

年度

2025年

規模(収容定員)

8,001人~

取組み事例

学生支援に関する基本方針として「包括的学習者支援体制の構築」を掲げ、社会状況の変化や学生の行動変容に対応した学生支援を実現するため、「特定業務専門職制度」を運用して専門的な知識とスキルを持った職員を配置している。さらに、2023年度以降「学生支援業務改革プロジェクト」で学生支援のあり方を議論し、学生支援に関わる部門共通の行動指針や情報の一元化など、縦割りでの業務遂行からの脱却を図っている。くわえて、学生オフィスでは、キャンパスや担当業務の垣根を越えて機能別にチームを編成して対応するなど、多様化する学生のニーズにあわせて複数の部署が有機的に連携することで、教職協働によるきめ細かい重層的な支援を推進しており評価できる。

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ここがポイント

  • ・「包括的学習者支援体制の構築」という方針を全学で共有し、学生育成目標を定め、学部・研究科や「学生委員会」が連携して修学・生活支援を行う重層的な体制を構築している。
  • ・「特定業務専門職制度」により高度なスキルを持つ職員を各所に配置し、社会の変化や学生に合わせた支援を実現している。
  • ・部署やキャンパスの垣根を越えた機能別チームが有機的に連携し、教職協働によるきめ細やかな支援を実現している。

大学からのコメント

 立命館大学では、学生一人ひとりが正課および課外における多様な学修経験を通じて主体的に学び続ける「自立した学習者」として成長することを目標に、「包括的学習者支援体制の構築」に取り組んできました。本体制は、学業および学生生活において多様な課題や困難を抱える学生に対し、学部・研究科、関係部門が共通の認識のもとで連携し、組織的・全学的に支援を行う枠組みとして機能しています。
 本学の学生支援体制の特色は、障害学生支援室、学生サポートルーム、Student Success Program、保健センターといった学生支援の専門部署を学生部に集約し、統合的に運営していることにあります。これにより、各部署はそれぞれの役割・機能を明確にした上で高い専門性を発揮するとともに、学生一人ひとりの状況に応じた支援内容の最適化や、部門間の円滑な連携・調整が可能となっています。これらの調整・連携の中核を担っているのが、特定業務専門職員等で構成される学生支援コーディネーターであり、個別支援と全学的支援体制を結節する重要な役割を果たしています。
 また、2023年度以降は、「学生支援業務改革プロジェクト」を立ち上げ、学生支援に関わる部門共通の行動指針の策定や、支援に関する情報の一元化を推進しています。これらの取組により、従来の部門ごとの縦割り型業務体制から脱却し、学生の学修段階や状況に応じた柔軟かつ継続的な支援が可能となる体制整備を進めています。具体的には、学生部、国際部、キャリアセンターの3部門が、キャンパスや担当業務の枠を超えた機能別チームを編成し、教職員が有機的に連携することで、学生の成長段階に応じた重層的な支援を実現しています。
 以上のように、本学では、組織体制の再編および業務プロセスの見直しを通じて、学生支援の質的向上を図ってきました。今後も、学生のニーズの多様化・高度化を踏まえ、部門横断的な協働を継続的に深化させるとともに、支援体制の点検・改善を行いながら、学生の学修および成長を支える包括的な学生支援体制の充実に努めてまいります。