大学運営の改善に学生が関わる仕組みの整備とその発展
大学運営の改善に学生が関わる仕組みの整備とその発展
大学評価
2025年
4,001人~8,000人
取組み事例
「主役は学生」という大学運営の基本方針に基づき、かねてよりキャンパスごとに組織する学生団体である「学友会」の代表者と大学役職者との懇談会を通じて、授業や学生生活に関する課題の把握・解決・改善に努めており、2022年度からは、これを「とこは未来教育教職学協働事業」に発展させることで、「学友会」の発案により課題を選定し、役職者を含む教職員との懇談会において教員・職員・学生が一体となって課題の解決・改善に向けて取り組む体制に強化している。さらに、2024年度からは、学生が「学生委員会」や「教務委員会」に陪席し、学生支援や教育の改善・向上に向けた事業について意見を述べる機会を設定するなどしている。このように学生を主体として改善・向上に向かうことができる仕組みを多面的に構築し、機能させていることは評価できる。
ここがポイント
- ・学生団体「学友会」と大学役職者との懇談会を通じて、学生の意見を授業や学生生活の改善に反映する仕組みを整備している。
- ・上記の取り組みを「とこは未来教育教職学協働事業」へと発展させ、学生自らが課題を提案し、教職員と協働して解決に取り組む体制を構築している。
- ・2024年度からは、これらに加えて学生が各種委員会に陪席して意見を述べる機会を設けるなど、学生参画による教育・学生支援の改善を組織的に推進している。
大学からのコメント
「とこは未来教育教職学協働事業」における全学報告会では、各キャンパスの学友会代表と教職員代表が連携し、キャンパスごとの課題とその解決策について継続的に協議してきた成果を報告している。2025年度は、キャンパスを地域とつなぐことをテーマに、学外に向けた企画を協働で実施し、社会との関わりを通じて大学の役割や学びの意義を再認識する機会となった。報告会は同年度2月18日にテレビ会議システムを用いて開催され、各キャンパスの学生および教職員が参加し、取組状況の共有と相互理解の深化が図られた。
主な取組として、静岡瀬名キャンパスでは周辺の学割対応店舗・施設をまとめたマップを作成・配布した。静岡草薙キャンパスでは、短期大学部音楽科による近隣介護施設での演奏会や大学祭への招待を通じた交流を実施した。浜松キャンパスでは「もっとトコ浜」をテーマに地域への魅力発信と交流会を行い、静岡水落キャンパスでは健康体操やミニ講座、脳トレ等のイベントを地域住民向けに実施した。
これらの取組を通じて、学生と教職員が協働しながら地域との関係を深め、実践的な学びと地域貢献の両立を図る成果が得られている。