初年次からの実践教育と学生に寄り添う多様な支援が織りなす教員養成の取り組み
初年次からの実践教育と学生に寄り添う多様な支援が織りなす教員養成の取り組み
大学評価
2025年
4,001人~8,000人
取組み事例
教育学部をはじめ、教職課程を置く5学部11学科では、1年次生から実際に学校等に赴いて実習を行うことで教職への意識を高めたり、自治体との連携協力のなかで実社会における課題解決に取り組む機会を提供したりするなど、充実した教育プログラムを提供している。また、教員や保育士を目指す学生をサポートする「教師教育リサーチセンター」を設置し、校長・園長経験者に相談ができる「教職サポートルーム」の運営を通じて学生に対してキャリア形成支援、教職指導を行うなど、幅広い支援を行っており、これらを通じて教員人材の輩出につなげている点は、教育理念ひいては教育信条「労作教育」を具現化する取り組みとして、評価できる。
ここがポイント
- ・教職教育では、1年次生から「参観実習」や「教育インターンシップ」「学校体験活動」への参加を通じて教職への意識を高めるほか、自治体との連携協力のなかで実社会における課題解決に取り組む機会を提供するなど、多様な教育プログラムを提供している。
- ・学生の学びをサポートする「教師教育リサーチセンター」や現場経験のある専属教員が常駐している「教職サポートルーム」等、学生がさまざまなサポートを学内で完結して受けることができる環境を整備している。
大学からのコメント
「教職サポートルーム」では、幼稚園・保育所から小・中・高等学校の校長、教育行政経験者等の実務家教員(客員教員)を配置し、学生に対して教育現場に即したキャリア形成支援と教職指導を行っています(2026年度:教職サポートルーム客員教員:28名、教職講座・実習指導担当客員教員:44名、非常勤教員1名、計73名)。学生の出身地域に応じた指導体制を整えるため、地方にも実務家教員も配置し、各自治体の求める教員像に対応した実践的な指導を実現しています。加えて、実務家教員による教育実習の訪問指導を拡充し、2025年度時点で約95.5%を実施するなど、質の高い教員養成体制を構築しています。
こうした取組は、学生一人ひとりの実践的指導力の向上にとどまらず、地域における人材の確保にも資するものと考えています。今後は地方自治体との連携や、大学連携による教職アライアンスを進め、教員養成が困難な地域への支援を通じて、社会全体において質の高い教員の育成に貢献していきます。
◎地域連携について
本学では、保有する知的資源を地域の人的・物的資源と連携させ、有効活用することを通じて、社会への貢献と学生の学びの機会の拡充を目指しています。こうした考えのもと、地域連携事業を推進し、実社会の課題解決に取り組む教育活動へと展開しています。評価結果では教員養成に関する文脈において5学部11学科が言及されていますが、地域連携・社会連携の取組は全学部において展開しています。