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奨学生・卒業生・支援者を結ぶ交流基盤と学生の成長

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私立
関西大学
基準7:学生支援

奨学生・卒業生・支援者を結ぶ交流基盤と学生の成長

関西大学
種別

大学評価

年度

2025年

規模(収容定員)

8,001人~

取組み事例

奨学生同士の交流の場である「葦の葉倶楽部」は、2015年より継続して制度運用しており、卒業生や賛同する支援者と年に2回の交流の場を設けている。このほかにもさまざまな交流イベントを設けており、2023年度以降運動会や新入生歓迎行事と学生スタッフ主導による新たな交流の場を創出し続けている。これらは、学部や学年ばかりでなく、支援・被支援の関係を超えたネットワークとなり、そこから学生はさまざまな気づきや学習上の刺激を得ているため評価できる。

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ここがポイント

  • ・奨学金を受ける学生同士だけでなく卒業生や賛同する支援者との定期的な交流の場を創出。長期にわたり実施・発展。
  • ・2023年度以降は、学生スタッフが主導して多様な交流イベントを実施するなど、学生の主体性や成長を促す取り組みを進めている。
  • ・支援・被支援の関係を超えたネットワークが、さまざまな気づきや学習上の刺激を学生に与えている。

大学からのコメント

関西大学では、創立130周年を機に、本学独自の給付奨学金を受給する学生相互の交流を通じた「学縁※」の構築を目的とする組織として、2015年度に関西大学奨学生会「葦の葉倶楽部」を設立し、2016年度から本格的に活動を開始した。
本会は、現役の給付奨学生である「学生会員」、学生会員が卒業後に入会する「卒業生会員」、本会の支援者である「賛助会員」から構成されている。
学生会員同士の交流では、互いを高め合い、学部や学年を越えたコミュニティとしての「横のつながり」を築くとともに、卒業生会員及び賛助会員との交流を通じて「縦のつながり」を生み出し、縦横無尽に広がる「学縁」の創出を目指している。
本会の主な活動は、各会員の交流の場となる交流会の開催や、学園祭での模擬店の出店などである。会の運営については、学生会員の中から募った「学生スタッフ」が主体となって担っている。
2025年度に開催した交流会では、上位年次の学生会員による進路報告や、卒業生会員による近況報告が行われ、学生会員は今後の進路の参考となる有益な情報を得るとともに、自己成長やキャリアデザインについて考える貴重な機会となった。
また、学生スタッフによる打合わせを定期的に実施することで、スタッフの結束力が高まり、活発な意見交換が行われている。学生スタッフの提案により実現した行事もある。例えば、学生会員同士の親睦を深めることを目的にした運動会は、学部生に加え大学院生の参加もあり、幅広い交流の場となっている。さらに、先輩会員の大学生活についての生の声を聞くことができる新入生歓迎行事は、新規学生会員の不安を和らげる一助となっている。
2026年度には「葦の葉倶楽部」が本格的な活動を開始してから10周年を迎え、卒業生会員も着実に増加している。今後は、学生会員同士のつながりを一層強化し、大学への帰属意識をさらに高めていきたい。また、卒業生会員及び賛助会員への継続的な働きかけにより、学生会員を支援する仕組みの拡充と安定を図ることで、「葦の葉倶楽部」の活動を通じたチャリティ文化の醸成に努めたい。

※学縁(がくえん)とは、関西大学の学び・出会いを通じて培われる「人と人とのつながり」を意味する造語。

関連サイト・資料