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専門知を結集した、地域のニーズに応える災害・健康支援の継続

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専門知を結集した、地域のニーズに応える災害・健康支援の継続
私立
神奈川工科大学
基準9:社会連携・社会貢献

専門知を結集した、地域のニーズに応える災害・健康支援の継続

神奈川工科大学
種別

大学評価

年度

2025年

規模(収容定員)

4,001人~8,000人

取組み事例

工学のみならず医療・健康に関わる学部をもつ大学としての専門性や学生の力を生かし、災害時の避難所運営支援や給電対策支援といった地域連携防災・災害ケアに積極的に取り組むほか、医療的ケアが必要な人たちも取り残さないために「地域連携災害ケア研究センター」や「日本災害時透析協働支援チーム」(JHAT)の事務局を学内に置いている。また、eスポーツを用いたフレイル予防等を周辺自治体と協働して継続的に実施するなど、理念・目的の実現につながり、地域のニーズにも応える有意な取り組みを継続的に実施していることは、評価できる。

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ここがポイント

  • ・工学のみならず医療・健康に関わる学部をもつ大学としての専門性や学生の力を発揮。
  • ・災害時の避難所運営や給電対策に取り組むことに加え、医療的ケアが必要な層への支援を重視し、災害時に誰も取り残さないことを目指す。
  • ・eスポーツを活用した高齢者のフレイル予防等を自治体と協働して継続的に実施し、大学の知見を地域に還元。

大学からのコメント

1.災害支援と医療的ケア体制
災害時、一般の避難所生活が困難な「要医療者」の支援は地域の重大な課題です。本学は強固な地盤を活かし、学内に「日本災害時透析協働支援チーム(JHAT)」の本部を置くなど、広域支援の拠点としての役割を担っています 。活動して、特に注力しているのが、医療機器を使用する方々の生命線となる「停電時の電源確保」の実践です。電気自動車や蓄電池を活用した給電研修を継続しており、行政や地域住民、学生が参加する「防災フェスタ」等を通じて、具体的な操作習得や給電シミュレーションを重ねています 。また、看護学科と臨床工学科が連携し、医療的ケア児・者の避難を想定した個別支援計画の策定支援や、専門職向けの災害対策講座を実施するなど、技術と知見の両面から地域防災力の底上げを行っています。

2.eスポーツを活用したフレイル予防と多世代交流
情報学部の研究室が開発した脳トレゲーム「サンコロビンゴ」等のeスポーツを活用し、高齢者のフレイル(虚弱)や認知症を予防するプログラムを周辺自治体と協働で実施しています。実績として、厚木市や愛川町で開催されたイベントでは、高齢者と小学生がチームを組み、協力して数式を作るプロセスを通じて世代間の深い交流が生まれました。大きなサイコロを投げて走るなど、脳と体の両方を使うプログラムは「楽しみながら健康になれる」と参加者から非常に高い評価を得ています。この取り組みは、単なる一過性のイベントに留まらず、現在は川崎市や福岡市の高齢者施設等でも利用されており、本学の研究成果が社会実装モデルとして広域に波及する成果を上げています。

3.今後の展望
本学は、多様な背景を持つ人々が共に安心して過ごせる「防災インクルーシブ・キャンパス」の構築を強力に推進しています 。自治体との災害協定をさらに深化させ、要医療者避難のモデル拠点としての機能を高めるとともに、eスポーツによる健康支援についても、オンライン対戦機能を活用して全国の自治体や施設を繋ぐ「健康寿命延伸ネットワーク」の構築を目指します。学生が地域課題の解決に主体的に関わる場を広げ、教育・研究の成果を絶えず社会へ還元し続ける好循環をより強固なものにしてまいります。

関連サイト・資料