学生の研究課題と指導教員のミスマッチを防ぐ取組み
学生の研究課題と指導教員のミスマッチを防ぐ取組み
経営系専門職大学院認証評価
2020年
~4,000人
取組み事例
夏季集中講義科目として開講される1年次必修の「現代社会における先端的マネジメント」において、専任教員がオムニバス形式で専門領域について講義を行っているほか、「プロジェクト研究1」の授業内で担当教員から専門分野の説明を行うことに加え、当該科目を履修するうえで担当となる教員の履修指導・学習相談期間を1か月程度設定するなど学生相談の機会を複数設けることでプロジェクト研究のテーマを決定できるようにしていることは特色といえる(評価の視点2-15)。
ここがポイント
- ・オムニバス形式の授業を通して教員の専門性を学生に説明・周知している。
- ・さまざまな学生相談の機会を設けることにより、学生が研究課題で扱いたいテーマと担当教員の専門分野のミスマッチを防いでいる。
大学からのコメント
「プロジェクト研究2」は、本研究科の教育課程において学修の集大成として位置付けられる2年次の科目であり、学生が1年間かけて自身のプロジェクトを進めるうえで、学生のニーズと指導教員の専門性との適合は重要である。
本取組みの導入の経緯としては、学生によって履修する科目が異なり、授業科目のみでは専任教員の専門分野や研究内容を十分に把握することが難しいと考えられるため、2018年度入学生から1年次に夏季集中講義の必修科目として「現代社会における先端的マネジメント」を開講し、全専任教員がオムニバス形式で自身の専門分野について講義を行っている。学生はこの科目を通じて、次年度の「プロジェクト研究2」に向けて、自身のプロジェクトの検討を始める機会にもなっている。
また、1年次の11月から開講する「プロジェクト研究1」において、「プロジェクト研究2」の指導教員が、過去に担当した学生のプロジェクトの紹介等を交え、自身の専門分野の説明を行っている。
さらに、「プロジェクト研究2」の指導教員による相談期間を11月下旬から1月上旬の1か月程度設定し、この期間中に指導を希望する教員に必ず相談するよう学生に周知している。指導教員の決定方法については、相談期間終了後に選考期間を設け、各教員が選考にあたってレポート課題や面談を実施した上で、2月末までに研究科委員会での審議を経て決定している。
なお、「プロジェクト研究2」において、学生が自身のプロジェクトを進めるうえで方向性の変更等が生じた場合には、研究科委員会での審議を経て、指導教員を変更することも可能であり、柔軟に対応できる仕組みをとっている。