自治体との共同研究や「科学博物園」の開催等、積極的な地域連携の展開
自治体との共同研究や「科学博物園」の開催等、積極的な地域連携の展開
大学評価
2020年
4,001人~8,000人
取組み事例
社会連携・社会貢献に関するビジョンのもとで、中期目標・中期計画及び重点的に取り組むべき事項を定め、「研究・社会連携機構」が「研究・社会連携部」と連携しながら、自治体等との観光活性化事業や地域スポーツ振興事業、「科学博物園」の開催等、多様な活動を積極的、継続的に展開している。特に、研究成果を還元するための自治体との共同研究の実施にあたっては、定期的な会合を通じて、地域社会のニーズを把握しているほか、「OUSフォーラム」(OUS:Okayama University of Science)等のイベントの場でも自治体・企業関係者と交流することを通じて連携の強化に努めていることは、大学の方針に照らして評価できる。
ここがポイント
- ・自治体等との共同研究や観光活性化事業、地域スポーツ振興事業、「科学博物園」の開催等、多様な活動を積極的・継続的に展開しており、「OUSフォーラム」等のイベントの場で自治体・企業関係者と交流する機会も設けている。
大学からのコメント
本学では1999年に学外連携推進室を設置し、全国的にも比較的早い時期から社会連携および社会貢献に注力してきました。現在は担当部署を、研究所やセンターも加えてさらに充実させ研究・社会連携機構とし、本学が掲げるビジョンにある、研究を支える個性的で魅力ある研究の推進、地域に貢献し共に発展する大学を目指して様々な取り組みを行っています。そのための情報発信として、「OUS研究者ナビゲーター」によりシーズを情報発信しています。さらに技術シーズを地域に紹介し産学官連携を推進するため、2001年度から「OUSフォーラム」を開催しています。本フォーラムは対面形式で実施しておりましたが、今後はオンライン形式も効果的に取り入れ、全国に向けて情報発信していきたいと思います。
自治体等との共同研究の具体的な事例としては、ワイン発酵科学センターが中心となり、地元岡山県内の自治体や企業と連携して、ブドウ栽培からワイン作りまでを行っています。古生物学・年代学研究センターでは、モンゴル科学アカデミー等と連携して、ゴビ砂漠における恐竜の発掘調査および関連する年代測定について研究し、その成果を恐竜学博物館に展示して広く社会に還元しています。生物生産教育研究センターでは、国内企業やモンゴルおよびタイにおける学術機関等と連携し、好適環境水を用いた海水魚と淡水魚の共存飼育についての研究を行い、水産資源保護ならびに食料危機問題の解決を目指した取り組みも行っています。
地域への貢献に関する具体的な事例としては、2007年度から開催している教職員と学生による体験型科学啓蒙イベント「科学博物園」、2008年度の文科省教育GP採択事業である「科学ボランティアリーダー」の養成と科学体験活動の普及など10年以上継続して取り組んでいる活動や、2018年度から活動している経営学部のPBL「イノベーション・ラボ」では観光事業活性化や地域スポーツ振興を始めとする諸課題の解決に向け学生も参加して取り組んでいます。また、今治キャンパスにおいては獣医学部が主体となり、地元への貢献として、地元の日本在来馬の保存活動、市民向け公開講座の開催、近隣の高校や大学と連携した教育活動などを行っています。これらの告知や成果については地元広報誌を通じて情報を提供しています。さらに、国内の動物関連施設と協定を締結し、連携して諸課題解決に向け活動しています。