全学生への社会貢献に関する教育と教職員と学生が一体となった社会貢献活動の推進
全学生への社会貢献に関する教育と教職員と学生が一体となった社会貢献活動の推進
大学評価
2020年
4,001人~8,000人
取組み事例
豊島区をはじめとして多くの地方自治体と包括協定を結び、地域課題の解決による地域振興・創生への貢献や学生のまちづくりへの参画を通じた人材の育成などを行うほか、大学や企業・団体と連携して地方創生にかかわる産学連携事業や地域ビジネスを担う人材育成支援をはじめとする地域社会の発展に貢献する事業を推進するなど、学外組織との連携体制のもと、社会連携活動を積極的に行っている。また、地域創生学部では、1年次から3年次の必修科目において、それぞれ2ヶ月にわたる長期の地域実習を協定先の自治体で実施するなど、全ての学部において地域連携・地域貢献に関する科目を必修として、教育の中で学生も社会貢献活動に取り組んでおり、学生の地域問題に対する意識、理解の向上において着実に成果を上げている。これらの取組みから、大学の運営理念である「TSR(大正大学の社会的責任)」に掲げた「特色ある地域貢献・社会連携」に向け、教職員と学生が一体となって推進している点は評価できる。
ここがポイント
- ・地方自治体と包括協定を結び、地域課題の解決による地域振興・創生への貢献や学生のまちづくりへの参画を通じた人材の育成などを行うなど、地域社会の発展に貢献する事業を教職員と学生が一体となって推進している。
- ・全ての学部において地域連携・地域貢献に関する科目を必修として、教育の中で学生も社会貢献活動に取り組んでおり、学生の地域問題に対する意識、理解の向上につながっている。
大学からのコメント
本学は、2009(平成21)年より、マスタープラン(中長期計画)を策定し、これらのマスタープランの目標に掲げた施策を実現してきました。そして、マスタープランの中核として、地域貢献を本学の主たる目的とし、全国規模の地域連携を行う地域構想研究所や地域創生学部を設置しました。地域創生学部については、地方における長期の実習を行うことを主たる教育としており、この実習で課題解決能力やチームで目的に取り組む能力を身に付けることができます。地方における地域課題を解決する人材を育成することが学部の最終目標であり、そのために実習を行っています。なお、地域貢献や連携については、地元自治体である豊島区や近隣の商店街との連携も行い、本キャンパスを会場とした盆踊り等の地域貢献も実施しています。2018年には、創立100周年(2026年)にむけてその使命と存在意義を再確認し、社会や時代の急激な変化を踏まえ、学生への教育価値を高めるため、第3次中期マスタープラン「大正大学100年、魅力化構想とそれを実現するための働き方改革」を策定し、それに基づいた施策である「MIGsアジェンダ」をもとに大学教育の根本的改革を推進しています。そして、本学が育成する人材像を、地域クリエイター(地域戦略人材=多面的な性質をもつ地域の課題解決にむけて異なる専門分野の多様な人材を統合し、調整することができる人材)と位置付け、教育改革を推進しています。
さらに、巣鴨駅から本学まで続く巣鴨3商店街の街中を「第二のキャンパス」と捉えて、学生が地域や企業と連携しながら実践的な学びを深める場となることを目指す「すがもオールキャンパス構想」を推進しています。この構想のもと2021年には「すがも街なかキャンパス」が誕生しました。実践的なフィールドの学修の場であるアンテナショップ「座・ガモール1号店」や、サテライト教室「すがも街なか教室」をはじめ、プログラムの中核を担う多彩な施設を展開しています。これらの拠点において、プログラミング等のハードスキル、コミュニケーション力等のソフトスキルを身に付けることができる教育活動を展開します。
そして、学生達は、各施設を拠点に生きた街が抱える課題を自らリサーチし、産学、地学連携のもと専門家の知見や技術を組み合わせ、課題解決のために複雑なプロセスを実体験から学ぶことで次世代のリーダー(=地域戦略人材)としての力を養います。