新入生合同学外合宿から始まる「良き医療人」の育成
新入生合同学外合宿から始まる「良き医療人」の育成
大学評価
2020年
~4,000人
取組み事例
医療人としての自覚と多職種連携マインド養成のため、入学直後に医学部及び看護学部の新入生を対象として実施している合同学外合宿は、救急蘇生体験学習や、「良き医療人となるために必要なこと」をテーマに両学部学生が一緒にグループ討論を行い、よりよき医療人となるための抱負等をまとめたポスターを作成・発表するなど、さまざまなプログラムの課題をこなしながら、両学部学生が互いの意見を交換・尊重しつつ一つの回答を導きだしていく、まさに多職種連携の第一歩となる取組みを実践している。この合宿の経験が、高学年での多職種学外臨床実習へとつながることも期待され、将来の職となる医師・看護師としての医療人マインドの形成の礎になる、チーム医療教育として優れた取組みであると評価できる。
ここがポイント
- ・入学直後に医学部及び看護学部の新入生を対象とした合同学外合宿を実施している。
- ・両学部学生が合同でグループ討論を行い、互いの意見を尊重しつつ、メンバーが納得できる答を導きだすことが、チーム医療に必要な多職種連携の第一歩である。
大学からのコメント
2020・2021年度ともに、新型コロナウイルス感染症の影響により、宿泊を伴う合宿は中止しました。2020年度は、「新型コロナウイルス感染症に対する医療系大学の学生としての関わり方とは?」をテーマに、新入生にレポート提出を課し、同じテーマで6年生から提出されたレポートのテキストマイニングを行い、新入生と上級生の違いを示して、良き医療人に向かうロールモデルとしての上級生の姿を新入生に伝えました。そして、大学統合初年度となる2021年度は「3(医・薬・看)学部合同プログラム」と銘打って、薬物・心肺蘇生に関する講演会とこれまで合宿で行っていたグループ討論を、オンライン(Web)上でのグループ討論とプロダクト制作・発表に発展させて実施しました。次年度以降は、現地(宿泊を伴う合宿)・ハイブリッド(対面とWebの併用)・オンライン(完全Web)と方法は未定ですが、統合後の大学の新たな行事として定着するように、各方式の良いところを取り入れて、チーム医療教育の起点となり、求められる医療人マインドを涵養できる、医・薬・看の3学部合同(合宿)プログラムとなるように一層、磨きをかける予定です。