学生の成長をサポートする学生支援システムの導入
学生の成長をサポートする学生支援システムの導入
大学評価
2020年
~4,000人
取組み事例
2018(平成30)年度からスタートした学生支援システム「J-TAS」は、「成長診断テスト」「学修ルーブリック」「自己成長記録書」「授業」「課外活動」「担当教員・学生総合支援センタースタッフ・キャリアアドバイザー」「個別サポート」の7つの要素で構成され、この要素をもとに多種多彩な学生支援を行っている。たとえば、「自己成長記録書」では、学生が自己成長記録書を記録し自身の成長を可視化できるうえ、担当教員やキャリアアドバイザー等が自己成長記録書を参照し、授業や課外活動等の学生生活のサポートを行っている。このほかにも、学生が自身の学修を「J-TAS」を通じて振り返り学修計画を検討する「履修リフレクションウィーク」、サークル団体が新入生歓迎等に利用する「Myコミュニティ」の立ち上げなど、さまざまなイベント・取組みの企画・実施やコンテンツの充実を図り、学生一人ひとりの成長に対して最適なサポートを行っている。「J-TAS」には明確な基本方針を定めており、その方針に基づき、システムの設計・運用を行っている。さらに、所定の部署及び委員会で学生対応業務等の検証を行い、改善・制度の充実に努めている。このように、「J-TAS」による学生支援は先進的な取組みであり、評価できる。
ここがポイント
- ・「成長診断テスト」「学修ルーブリック」「自己成長記録書」「授業」「課外活動」「担当教員・学生総合支援センタースタッフ・キャリアアドバイザー」「個別サポート」の7つの要素をもとに、エンロールメント・マネジメントシステム「J-TAS」を用いて多種多彩な学生支援を行っている。
大学からのコメント
Jissen Total Advanced Support (略称:J-TAS/ジェイタス)とは実践女子大学独自の「自己成長支援」制度の総称です。中小規模の大学だからこそできる、個々の学生の状況に応じた個別支援体制を実現しています。以下にJ-TASに関する補足事項を記載します。
【自己成長支援(個別支援体制)】
学生は入学時に「成長診断テスト」を受検し、自分の強みや弱みを把握します。初年次に、このテスト結果を参照することで、以降の授業や学生生活の目標を立て、履修計画等に反映させることができます。その際、学生は自身の状況に併せて個別相談できる体制を整えています。個別相談は担任教員や助手に加え、カリキュラムアドバイザー(事務職員)や先輩学生と多様です。他者からのアドバイスを受けることにより、より客観的な自己成長プランを立てることができます。
【自己成長支援(機会提供)】
本学の正課授業では、その多くがアクティブラーニングを実施しています。実践的な授業を通じて、課題解決や論理性を身に付けます。J-TASでは授業の他にも、課外活動にPBL型のプロジェクトを多数有しており、授業での学びを活かしてこれらに参加することにより、さらなる自己成長の機会を提供するよう企図しています。
【自己成長支援(リフレクション)】
全学生を対象に、これらの経験を半期に一回、振り返り(リフレクション)の機会を設けています。振り返りの時期は成績発表と併せて、「①当セメスターの振り返り」「②次セメスターの目標」を立てることで、学生が経験を言語化し、成長を実感できるよう取り組んでいます。2020年度には80%を超える学生がリフレクションを実施しています。また、振り返りには教職員からフィードバックしています。教職員が「見てくれている」実感を持てることで、自己成長の励みになっているようです。
【卒業生支援】
J-TASでは卒業生支援に注力しています。卒業生による在学生、卒業生支援など、卒業生同士のネットワークを活性化させることで、生涯にわたって母校を活用できるスキームを構築しています。卒業生の転職支援や卒業生向けのキャリアイベントなど、J-TASの成長領域として多様な支援を展開していきます。
実践女子大学では、J-TASを通じて生涯にわたって自己成長を続ける「実践女子」を支援する大学として、教職学卒社が協働して学生の自己成長にコミットしていくしていくことをJ-TASを通じて推進します。