「社会共創活動」の学生の教育への活用
「社会共創活動」の学生の教育への活用
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
大学の理念を踏まえた社会連携・社会貢献に関する方針を定め、「社会連携推進委員会」が中心となり「社会共創活動」を推進している。特に、イノベーションをもたらす人材の育成を目的として企業との連携で商品開発やアイデアを募るプログラムである「神戸イノベーターズ・グランプリ(I-1グランプリ)」を実施するほか、地元の地方新聞社や兵庫県などと連携した「Mラボ 課題解決ラボ」、兵庫県印刷組合などと連携した「産学連携プロジェクト」など、産業界、行政機関、地域などから大学、学部、教員に寄せられるさまざまな問題解決の要請を受け、これを「社会共創活動」の一環として学生の教育に活用していることは、「真の豊かな社会の実現に貢献できる人材育成」という大学の理念の実現に資する取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- ・産業界、行政機関、地域などから大学、学部、教員に寄せられるさまざまな問題解決の要請を、学生の教育に活用している。
- ・「真の豊かな社会の実現に貢献できる人材育成」という大学の理念の実現に資する取り組みである。
大学からのコメント
本学における「社会共創活動」とは、学生が主体的に社会課題に関わることを通じて様々なことを学び、課題解決能力を養成するための取り組みのことを指している表現である。
もともと本学では、ビジネス界をはじめわれわれの社会が擁する教育力を活用した教育研究を実践することに努めてきた。実務家が登壇する多様な講義を提供すること、またビジネスの現場に学生が参画し様々な実習や調査活動を行なうこと、などは従来から積極的に行なっている。そうした、社会から知識や経験を得ることに加えて、学んだことを社会に還元することを通じて学生のさらなる成長につなげることが、社会共創活動の狙いである。
企業に対する新商品提案、地元商店街の活性化策の実践、自治体の観光資源発掘、地域住民の健康サポートといった取り組みに、毎年のべ数百名の本学の学生が挑戦している。そうした活動のフィールドを提供すること、またそのための活動資金を助成することを全学的な取り組みとして制度化しているのが本学の「社会共創活動」である。
学生は、そうした活動に挑戦する過程で、自らの知識や能力の限界を思い知らされるようなこともある。そこで立ち止まるのではなく、足りないものを身につけるためにその後の大学での学修に対する姿勢を改めることでさらに成長し、次の挑戦の機会にはより良い提案を示し社会課題の解決に少しでも貢献する。まさに、本学の創設者である中内㓛が唱えた「ネアカ のびのび へこたれず」の精神で取り組むことを通じて、大学と社会との価値共創が実現するような好循環を目指している。