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「学生心理相談室」を中心とした学生の居場所づくりと教職員の意識醸成

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「学生心理相談室」を中心とした学生の居場所づくりと教職員の意識醸成
私立
福岡女学院大学
基準7:学生支援

「学生心理相談室」を中心とした学生の居場所づくりと教職員の意識醸成

福岡女学院大学
種別

大学評価

年度

2021年

規模(収容定員)

~4,000人

取組み事例

学生心理相談室では、カウンセラーの見守りのもと、ボランティア学生によるピア・サポート活動や学生の居場所を作る活動を行っており、多くの学生に利用されている。特にピア・サポート活動は、ボランティア学生を募り、「ピア・サポート勉強会」や同じ課題を持つ学生同士の相談会等を行い、支援が必要な学生も含めた学生同士での交流の場とすることで、参加学生の成長の機会となっている。また、障がいを持つ学生への対応に関する教員向け研修も10年以上にわたり実施しており、学内の意識醸成に大きく貢献している。多様な取り組みにより、学生の心身の健康面からも安心して学業に専念できる環境を提供していることは評価できる。

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ここがポイント

  • ・ボランティア学生が中心となって活動し、学生同士の交流の場を設けることでボランティア学生と支援が必要な学生の両方が成長する機会となっている。
  • ・10年以上にわたり実施している教職員向けの研修によって、学内で配慮が必要な学生に対する意識醸成ができており、学生支援に生かされている。
  • ・「神を畏れ奉仕に生きるよき社会人としての女性を育成する」という大学の目的に沿う活動である。

大学からのコメント

 本学のピア・サポート活動は2016年度よりスタートさせ、当初は新入生の学習面・生活面のサポートを目的として行ってきた。当初は学習面のサポートをメインに考えていたが、活動を続けていくうちに、サポートをする側・される側に明確な線引きを作らず、場合によっては同じ課題をもつ学生同士、同じ障がいをもつ同士も繋がり、互いに成長する機会へと発展していっているのではないかと振り返る。また、ピア・サポート活動と並行して、グループ活動や居場所支援も積極的に行うことで、学生たちの孤立感の軽減や、大学への帰属意識の形成などにも繋がったように思われる。
 ここ2年ほどは、感染対策等で各種活動は制限せざるを得なかったが、コロナ禍に負けず、少人数のグループ活動やオンラインでの活動を地道に続けてきた。オンライン授業が長く続く中では、在学生であっても新入生と同様に環境の変化に大きく戸惑い、不適応に陥りやすい状況があった為、大学の授業方針の変更時期に合わせてグループ活動を行ない、不安が高い層や復学者を中心に、新学期に向けての移行支援を行なってきた。
 2022年度は本学が全面対面授業に移行したことに伴い、ピア・サポートボランティアの応募は例年に比べ非常に多く、活動が活発化するのではないかと期待がある。物理的・心理的な「居場所」を大学の中に作りながら、学生の学びや成長に繋がるような各種活動を、今後も展開していきたい。
 また、「改正 障害者差別解消法」の施行を控えている現在は、私学の本学では努力義務から義務化への変更など、より一層の体制整備や全学的な意識統一が必要になってくる重要な時期といえる。今後も、女学院の良さである、各課の垣根を越えて、集団守秘を守りながら、教職員一丸となって学生支援を行っていけるよう、継続的に教職員研修会を実施していく予定である。

関連サイト・資料