コロナ禍に発揮された地域に対する社会貢献活動
コロナ禍に発揮された地域に対する社会貢献活動
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
これまで「官学」「産学」「高大」「学学」という4つのカテゴリーのもとで社会連携・社会貢献を実践しており、社会貢献活動は外部から高い評価を得ている。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大という状況下で、学生・教職員・関係者のみならず、大学が位置する大府市内のエッセンシャル・ワーカーたちへの優先的PCR検査を、学長のリーダーシップのもと全国に先駆けて実施したことは、国及び地方自治体からも新型コロナウイルス感染症対策に係る優れた取り組みとして取り上げられており評価できる。
ここがポイント
- ・2018(平成30)年度は専任教員のほとんどが社会貢献として多数の事業に対応し、教育研究成果の還元に努めている。
- ・新型コロナウイルス感染症への対応・対策では、学内での積極的な対応に加えて、その経験を学外へと活用している。
大学からのコメント
本学は、令和2年の緊急事態宣言後に学長発案のもと、PCR検査を定期的に実施することを目指して準備を始め、「新型コロナウイルス感染対策検討会議」を都度開催し、「遠隔授業検討チーム」、「新型コロナウイルス感染症対策チーム」、「優先順位検討チーム」を立ち上げた。令和2年9月から教職員及び大会出場選手、接触型スポーツ選手を中心に試験的に実施を開始し、10月からは全学生を対象とした検査を順次行っていった。
当初は検査に必要な機器が1台しかなく、スタッフも不慣れであったため1日80名程度から始め、慣れて来てからは160名程度に増やし、さらに検査機器をもう一台増やして、240名程度まで増やしていった。
また、学生内での差別・誹謗中傷等が起こらないように、「学長メッセージ」を通算20回(ビデオメッセージ1回を含む。)発信し、お互いを思いやり当事者意識をもって感染予防に当たりながら仲間を守って行くように学生に訴えた結果、学内での差別や誹謗中傷は起こらなかった。また、PCR検査と並行して学長メッセージを発信したことで、学生個々の感染予防に対する意識が高まり、幸いにして学内クラスターは発生しなかった。
検査に対しては学生・教職員もみんな協力的で、スムーズに実施することができた。
また、新型コロナ感染拡大時において、大府市からの要請に基づき、保健所の行政検査に該当しない方々を対象に連携を図りながら本学で検査を受入れ、地域社会に大いに貢献した。
社会連携・社会貢献活動や産学連携においても、「持ち出さない、持ち込まない」を合言葉に全学が一丸となって取り組むことができたと思っている。