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研究成果を地域の人や国際社会へ還元する取り組み

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私立
聖路加国際大学
基準9:社会連携・社会貢献

研究成果を地域の人や国際社会へ還元する取り組み

聖路加国際大学
種別

大学評価

年度

2021年

規模(収容定員)

~4,000人

取組み事例

「聖路加健康ナビスポット:るかなび」では、市民ボランティアと協働し、健康相談、健康チェック等の健康情報を提供するサービスをしている。また、「ナースクリニック」として、地域で暮らす多様な背景を持つ人たちに対して、大学看護教員が「事業主」となり、市民ボランティアや学外の専門職とパートナーを組み、病院では対応しきれない患者の悩みに応えるとともに、そこで得た知見を教育や研究に生かしていることは評価できる。さらに、アジア・アフリカ地域において、同地域の母子保健に関する若手研修者、看護師・助産師の育成等に取り組み、それらの研究拠点を留学生や博士後期課程の日本人学生のフィールドとして、新たな研究課題の創出へとつなげるなどの成果を生み出しており、大学の教育を国際社会に還元するとともに、学生に対するPCC(市民主導の健康生成:People-Centered Care)の実践教育の機会としていることは、評価できる。

グッドアイコン

ここがポイント

  • ・健康相談や健康チェック等、健康情報を提供するサービスを行っている。
  • ・市民ボランティアや学外の専門職とパートナーを組み、病院では対応しきれない患者の悩みに応えるとともに、そこで得た知見を教育や研究に生かしている。
  • ・大学の教育を国際社会に還元するとともに、学生の実践教育の機会としている。

大学からのコメント

 本学は2003年に聖路加看護大学看護実践開発研究センターを開設して以来、社会の動向や健康課題を看護の視点からグローバルに捉え、科学的根拠を集積し、地域と連携しながらPCCを主軸とした看護実践を開発・研究してきた。市民が主体的に自分の健康を創り守るための健康情報サービスの場である「聖路加健康ナビスポット:るかなび」、地域で暮らす多様な健康課題をもつ人々を対象とした健康支援プログラム「ナースクリニック」では、子どもへのからだ教育、多世代交流プログラム、家で死ねるまちづくり、グリーフケア、ヘルスリテラシー講座など、地域に根差した活動を展開している。さらに看護教員の専門性を活かした健康相談では、自身や家族が抱える病気や療養に関する疑問や不安に寄り添い、解決への道筋を一緒に模索している。これらは学部生や大学院生のPCC実践教育のフィールドとしても活用されており、PCCへの理解と普及をめざし、グローバルな視点を踏まえた教材開発も手掛けている。大学の中期ビジョンに基づき、今後も本学が有する資源と人材を市民・地域に開放し、その時代の健康ニーズに沿ったサービスを提供していけるよう、市民や地域と共にこの取り組みを継続する。
国際連携としては、10か国16大学と学術交流を学部・大学院で行っている。さらにWHOコラボレイテイングセンターとして、プライマリーケアの推進をPCCの教育・研究・実践を通じて展開している。また、日本学術振興会研究拠点形成事業として2010年度よりアジア・アフリカ学術形成基盤型事業を3年毎に現在まで展開しており、2021年度からは「医療安全を重視した母子保健人材育成グローバルアプローチの研究ネットワークの拡大」として持続可能な開発目標(SDGs )達成に寄与する母子保健人材育成グローバルアプローチの実現を目標として、タンザニア・インドネシア・ミャンマー・ラオス・フィリピンと日本との間の共同研究を進めている。この活動により大学院ではグローバルな視点を持った若手研究者が育成され、修了した留学生は母国に戻り看護教育・研究者のリーダとして活躍している。