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教育理念に沿った特色ある教育プログラムの編成

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教育理念に沿った特色ある教育プログラムの編成
私立
金城学院大学
基準4:教育課程・学習成果

教育理念に沿った特色ある教育プログラムの編成

金城学院大学
種別

大学評価

年度

2021年

規模(収容定員)

4,001人~8,000人

取組み事例

「金城アイデンティティ科目」「金城コア科目」「金城展開科目」からなる共通教育科目は、「キリスト教」「女性」「国際理解」という建学の精神の要素を重視した金城学院大学らしい教育プログラムとなっている。特に「キリスト教学(1)」「キリスト教学(2)」「女性みらい」を必修科目とし、関連科目を選択必修科目として全学生共通で受講させていることは、「福音主義キリスト教に基づき、豊かな人間性と深い専門的学識をバランスよく兼ね備えた女性」を養成するという大学の教育理念に沿った取り組みとして、評価できる。

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ここがポイント

  • ・学部の共通教育科目として建学の精神に掲げる「キリスト教」「女性」「国際理解」を重視した独創的な教育プログラムを編成している。
  • ・全学生が必修科目、選択必修科目として履修することで理念・目的に基づく教養を身につけることを目指しており、大学の教育理念に沿った取り組みとなっている。

大学からのコメント

 本学の建学の精神は、1967年に当時の近藤武一理事長によって「福音的キリスト教にもとづく女子教育」「全人的な一貫教育」「国際理解の教育」(学院教育の三本柱)と具体化したものです。これに基づき、2011年度の共通教育改革では、従来の「キリスト教教育科目」を拡充再編し、学院教育の三本柱を学ぶ「金城アイデンティティ科目」を新設しました。設置に際しては、共通教育作業部会の提案を基に、大学構成員からも意見聴取がおこなわれています。
 「金城アイデンティティ科目」の特長は、社会の要請や学生の関心を意識した点にあります。本学では、もともと「キリスト教学(1)(2)」において建学の精神を学んできました。これに加え、2011年度からは「金城アイデンティティ科目」の「キリスト教」分野として特色ある選択科目を設置することとしました。例えば、「現代世界とキリスト教」では世界各地のキリスト教事情を学び、「医療とキリスト教精神」や「福祉とキリスト教」では医療や福祉とキリスト教との関わりを学ぶことができます。必修科目の「キリスト教学(1)(2)」を柱として、選択科目では現代に求められるキリスト教精神を豊かに学ぶことが可能になりました。
このほかに、「女性」分野では、「聖書の女性観」のようにキリスト教との関連から女性を考察する一方で、「世界の女性問題」や「男女共同参画社会」のように国内外の女性が置かれた状況を学ぶ科目も設置しています。また、「国際理解」分野ではオムニバス科目を積極的に取り入れています。「世界の多様な文化」では、世界各地の社会や文化をそれぞれの専門家から学べることができます。この科目では、ふだん接点の少ないウズベキスタンやウクライナなどの社会や文化も学ぶこともできます。また、英語で学ぶ科目として「Topics in Comparative Culture」や「Topics in Contemporary Japan」を設置しています。この2科目の授業内容は、担当者がそれぞれの専門分野や関心に基づいており、学生は留学生とともに英語で日本文化や日本の諸問題を学んでいます。
 「金城アイデンティティ科目」は、導入から10年を越えています。その間に科目の整理なども行いましたが、大きな変更を加えることはありませんでした。学生や授業担当者の評判も良く、本学の特色ある教育として大きな成果を上げています。今後は社会の要請を見極め、学生から関心を持たれるよう、科目の整理や授業内容の見直しをおこなっていく予定です。