同一法人内の高等学校と合同の教職員合同研修会の実施
同一法人内の高等学校と合同の教職員合同研修会の実施
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
「7年間の一貫教育」を旗印に、同じ法人に属する高等学校と大学の教育連携推進を主眼として開催している法人の教職員合同研修会は、高等学校と大学の教職員によるグループ討議の実施を通じて、高・大の連携と教職協働を図っている。この研修会は、年2回(6月と11月)開催し、高等学校、大学の教職員、法人役員が毎回ほぼ全員参加しており、その成果として、学生に関するきめ細かな情報共有の仕組みの整備や学習プログラムの連携などが進められている。建学の精神及び教育理念の共有に資する取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- ・同じ法人に属する高等学校と大学の教育連携推進を主眼として、教職員合同研修会開催している。
- ・学生に関するきめ細かな情報共有の仕組みの整備や学習プログラムの連携などが進められている。
- ・建学の精神及び教育理念の共有に資する取り組みである。
大学からのコメント
敬和学園大学は同じ法人に属する敬和学園高等学校とともに、年2回の割合で午前の半日を用いた合同研修会を実施してきました。建学の精神を同じくする両者が、共有する教育理念を再確認しつつ、今日の社会状況にふさわしい教育連携のあり様を探る目的で開催されます。地方の小規模校が直面せざるを得ないあまたの困難を協力しつつ乗り越えてゆこうとする思いもそこには重ねられています。
合同研修会は、毎回、礼拝をもって開始され、講師による基調講演等がそれに続きます。(高大の相互理解を深めるために、各々の特色ある教育の取り組みを紹介する時間が講演に代替されることもあります。)その後、講演の内容を承けつつ、更なる連携の可能性を探るための分団協議の時がもたれます。各分団のメンバーは、役職、職務上のカウンターパートが同一グループに入るよう考慮されています(例えば、経営、神学、学生支援、ボランティア活動、施設関係といった具合に)。これらの後に、親睦をかねての昼食会が開かれ、その場にて、分団で話し合われたことが共有されます。
午後からは、理事長、学長、高校長、学科長、事務局長、また、実際に連携の実務を担当する責任委員からなる連携推進委員会が開催されます。研修会の総評がなされるとともに、教育連携の進捗状況の確認、今後の予定、展望等について話し合われます。
以上、学校法人敬和学園高・大合同研修会の通常時の持ち方について述べてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、2020年度は、開催を断念せざるを得ませんでした。2021年11月に、久し振りに開催された研修会では、初めて内部進学生を中心に立ち上げられた「平和学習サークル」に高校の平和活動グループが加わって活動報告がなされました。また、高校の平和学習プログラムにおいて育まれた学生たちが、他校卒業の学生たちを巻き込みつつ、大学にても平和への志と学びを継続させようとする姿に、教職員一同、高大連携の一つの確かな成果を感じ取ることができました。