ICTを活用した包括的な学生支援・修学支援の実施
ICTを活用した包括的な学生支援・修学支援の実施
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
「学生が自主性、創造性、個性を伸ばし、充実した大学生活を送ることができるように、「修学支援」「生活支援」「就業力育成と進路支援」の3つの側面から学生支援を行う」という方針に基づき、その具現化の1つの取り組みとして全ての学部学生に対しアドバイザー教員の配置を整備している。学生の授業出席状況等を把握できるポータルサイト(N-COMPASS)を併用し、授業欠席や学生生活上での要支援事例を事細かく把握し、保護者との連携を踏まえ、退学率等を低水準で維持していることからも、修学上や生活支援上で極めて大きな役割を担っており、評価できる。
ここがポイント
- ・「学生支援の基本方針」を具現化した取り組みである。
- ・学生からの相談を待つだけでなくアウトリーチ型の支援にもつながる体制を整備している。
- ・教職員、保護者との連携により退学防止等の成果を上げている。
大学からのコメント
本学では開学以来学生一人ひとりにアドバイザー教員を配置し、学生生活が順調に進むように見守り、学修や進路、その他生活全般に関する助言を行っています。アドバイザーは学生の出席・履修状況、生活状況を確認するために、学生ポータルサイト(N-COMPASS)を使用しています。
1.出席・履修状況の確認の把握
アドバイザーとして担当する学生が、履修する科目を3回以上欠席した場合、N-COMPASS上に個々の教員が担当するアドバイザー学生一覧や学生の個別時間割が赤字で表示されます。これにより、視覚的に出席状況を把握できるため、該当学生に対して早期にアドバイザーから連絡をとり、履修の継続ができるよう支援しています。
2.セルフチェックシートを通した学生とのコミュニケーション
N-COMPASS上には、学生が自身の日常生活を振り返るためのセルフチェックシートを置いています。これは、前期1回、後期1回、学生生活に関する質問に回答し、アドバイザーに提出するものです。この中に、相談希望のチェックボックスや相談したいことを記入できる項目を設けました。これは、相談したいことがあっても自分から教員にアポをとるのが苦手な学生もいるため、さまざまな手段で学生が教員とコンタクトできるようにしたい、ということから始めた試みです。セルフチェックシートの入力が済んだ頃、アドバイザーは記入内容に基づいて面接を行うなどして学生とコミュニケーションを図り、円滑な学生生活を過ごせるよう関わっています。セルフチェックシートは担当するアドバイザーのみが閲覧でき、他の教職員は閲覧できないように設定することで、安心して相談できるように配慮しています。
上記に紹介したように、本学の学生ポータルサイトN-COMPASSは、アドバイザーが担当する学生の修学や生活に関する潜在した問題に気がつくためのツールを設け、学生からの相談を待つだけでなく、教員側から介入するきっかけとして機能しています。