教職協同による質の高いSDの実施
教職協同による質の高いSDの実施
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
FD・SD推進計画・実施を毎年度計画的に行い、大学運営に関する事項や情報技術に関する内容、職務能力向上に関する事項等、質の高い研修が行われており教員・事務職員の参加率も高くなっている。また、事務職員が、継続的に日本赤十字学園の研修会(FD・SD研修会)に参加するとともに学内の「FD・SD推進委員会」に委員として参画し企画立案を行うなど教職協同で組織的な取り組みがなされている。これらの取り組みは意欲及び資質の向上に成果が期待できるものとして、評価できる。
ここがポイント
- ・質の高い研修が計画的に行われており教員・事務職員の参加率も高くなっている。
- ・事務職員が参画し企画立案を行うなど教職協同で組織的な取り組みがなされており、意欲及び資質の向上に成果が期待できる。
大学からのコメント
本学では、FD・SD推進委員会が中心になり、研修の企画を立案しています。
内容については、各委員で検討を行いますが、各委員会、経営側、教職員の個人要望等を幅広く聞き入れ、研修を計画的に実施します。また、緊急な対応を必要とする場合(新型コロナウイルス感染症対応など)では、臨機応変に対応し実施します。
近年、本学で要望の多かったものとしては、ゼット世代と言われる学生への関わり方についてありました。教員では、指導方法(特に実習方法)、悩み相談(ミスマッチを含む)、職員では、連絡伝達の方法、ソーシャルメディアリテラシーへの理解等、教育的配慮や生活面での配慮、メンタルサポートの研修会の開催の要望が多くありました。本学は、看護の単科であり、全ての学生の目指している処(医療従事者)が共通であることで、教職員の求める看護像への共通部分や理解も高いことなどから、教職員合同で行える内容で研修を行っています。学内カウンセラーによる研修や精神看護学が専門の外部講師による研修、看護の実習・演習指導のスペシャリストによる講師のワークショップ形式での研修会を実施しています。
また、2020年1月からはじまった新型コロナウイルス感染症により、学生には従来とは異なる教育方法での対応が必要となりました。例えば、感染対策を実施した対面講義やポータルサイト等を活用した遠隔授業など、過去に前例の無いような方法での授業展開が、学生・教職員に降りかかりました。
このため、授業の方法や様々なコンテンツの作成に必要な研修会をFD・SDが実施し教職員のスキルの向上を行い、コロナ禍での教育スタイルを構築しています。そして、教職員が学生に対して、実際に利用するメディア(例Microsoft Teams やZoom等)の操作方法の講習会を実施するなどして、対応してきました。これらの研修に事務職員が参画することで、必要なソフト、情報機器の改修・更新を正確に行い、教育環境の質の向上に繋げるなどの付帯効果もありました。
今後も、専門的なFD研修にとどまらず、教職員が共に共感でき、相乗効果が期待できる内容を企画し、教職員の参加率が高くなるよう進めていきます。