学生・教員・地域経済と相互連携した地域の特性に根差した地域貢献活動
学生・教員・地域経済と相互連携した地域の特性に根差した地域貢献活動
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
大学が課題としていた全学的な地域連携を担う組織作りに対応するべく「地域連携センター」を2017(平成29)年度に立ち上げ、全学的な取り組みの改善を通じて、総合地域研究所とともに「千葉」という地域の特性に根差した各種地域貢献事業を実施している。さらに、地域貢献活動を学部教育の一環としても採り入れ、学生、教員、地域経済との相互連携の循環を形成し、全ての参加主体それぞれにメリットを与えており、評価できる。
ここがポイント
- ・「地域連携センター」では、「千葉県」に関する講座を含め6分野で構成された生涯学習講座を開講し、広く市民の学びの場として機能している。
- ・学部教育の一環として、地域経済の実情を学ぶ機会や地域の課題解決に努める取り組みなどを行い、学生、教員、地域経済との相互連携の循環を形成し、参加主体にメリットを与えている。
大学からのコメント
【生涯学習講座】
本学では2006年秋から生涯学習講座を開始しましたが、2014年春にJR稲毛駅前に「敬愛大学生涯学習センター(KeLL)」をサテライトキャンパスとして開設、2018年春には増床を行い、市民の高い学びの意欲に応える取り組みを進めてきました。
本学生涯学習センターの講座は、語学、教養、文化・健康、ビジネス・資格取得、キッズの5分野で展開されています。また本学学生向けの正課授業も、「公開講座」と称して市民に門戸を開いています。2019年度には、提供講座数470講座、受講生数は延べ2,302名という実績となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により2020・2021年度は提供講座数も受講生数も半数以下となりました。それでもシニア層の方を中心に、小学3年生から94歳まで幅広い世代の受講生に活用していただいています。2020年度前期(4~9月)は、175講座を提供し、市民の高まる学びの意欲を応援してまいります。
【学部教育の一環としての学生、教員、地域経済との相互連携の循環の形成】
本学は経済・国際・教育の3学部が設置されていますが、学部を越えた3つの副専攻「エアポートNARITA地域産業学」、「日本語教員養成課程」、「AI・データサイエンス」を設け、所属する学部学科のカリキュラムに加えて、もう1つの専門分野を学ぶことができる制度を整えています。これらの副専攻では、本学が所在する「千葉」という地域性に根差した科目が含まれています。例として、副専攻「エアポートNARITA地域産業学」では、日本の貿易・物流
の一大拠点である成田国際空港や東京港(千葉港)を有する千葉だからこそ学べる地域経済の実情を学生に学ぶ機会を提供しています。また「日本語教員養成課程」では、外国籍の児童生
徒が多く居住するなどの千葉の地域事情に対応するため、地域の問題を大学教育と連携させています
副専攻だけでなく学部教育でも、地域課題に着目した教育が行われており、さらに地域連携センターを通じて学部学科を越えた全学的な地域課題の解決に取り組む活動にも、積極的な学生参加が行われています。