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地域性を生かした社会貢献・産学連携の実施

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私立
新潟工科大学
基準9:社会連携・社会貢献

地域性を生かした社会貢献・産学連携の実施

新潟工科大学
種別

大学評価

年度

2021年

規模(収容定員)

~4,000人

取組み事例

2017(平成29)年度に「私立大学研究ブランディング事業」の採択を契機に設置された「風・流体工学研究センター」は、事業終了後も大学の支援を受けて発展的に継承されており、地域防災セミナーの開催、地元高等学校の職場体験、インナーブランディングの取り組みとして活用されている。また、「地域産学交流センター」が窓口となり、「柏崎IоT推進ラボ」や「ものづくりマイスターカレッジ」「モノづくり開発塾」を行っており、産業界・地域企業の課題解決に向けた取り組み等の経験を学生が体系的に積む「コトづくり実践教育」を推進している。これらの活動によって、柏崎地域の課題解決への貢献や卒業生の高い地元定着率が実現し、建学の精神、基本理念や設立の目的に沿った取り組みの成果として評価できる。

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ここがポイント

  • ・「風・流体工学研究センター」では、地域性を生かした大学独自の活動として、「都市防災セミナー」や「風防災セミナー」等を開催し、地域社会に研究の成果を還元している。
  • ・産業界・地域企業の課題解決に向けた取り組み等を通じて、学生が体系的に学ぶ「コトづくり実践教育」を推進し、柏崎地域の課題解決への貢献や卒業生の高い地元定着率を実現している。

大学からのコメント

 本学では、開学以来続けてきた、大型風洞装置や数値解析技術を用いた地域の「風」の問題に着目した独自性の高い研究を基盤とし、平成29年度私立大学研究ブランディング事業(タイプA)」に選定され、これを契機に「風・流体工学研究センター」を設置した。
 風・流体工学研究センターでは、工業製品の流体力学的性能から、耐風、ビル風、風力発電まで、ものづくりの様々な局面においてかかわる地域(地元企業、自治体等)の「風」の課題を解決する実践型研究と人材育成体制を確立することを目的に活動し、その成果を社会に発信することで、「企業がつくったものづくり大学」というブランドを定着させ、応用力豊かな中核技術者を継続的に地域に輩出している。
 令和3年度の活動として、南極内陸観測用雪上車を開発する新潟県内企業との共同研究により、風雪性能評価を実施し、従来機との性能比較や改善点の提案を行ったほか、多くの共同研究や子供向けの理科教室の開催等を通じて、社会貢献を行った。(風・流体工学研究センター活動報告URL参照)
 また、関係機関との連携により研究範囲を広げており、令和3年8月には国立研究開発法人科学技術研究所 雪氷防災研究センターとの連携協定を締結した。
 コトづくり実践教育事業では、地域の技術を基盤に先端技術、研究シーズなどを活用し、顧客ニーズに基づき製品やサービスに新たな価値を見出す経験を体系的に積むことを重視している。
 本事業では、産業界と大学とで「産学連携教育協議会」を設置し、育成すべき人材を明確化し、事業の推進にあたっては学内に「産学連携教育本部」を設け、様々なプログラムを企画・実施している。
 令和3年度は、産業界のニーズに基づき、正課の授業として、「IoTとAIの基礎」と「イノベーターとビジネス構築力」の2科目を新設した。また、正課外の活動としては、地域インターンシップを3地域(佐渡市、燕市、糸魚川市)で実施したほか、産学連携PBL実習を複数プログラム実施した。これらのプログラムでは、地元企業との連携を図り、人間力を育成するとともに、地元企業の魅力を知ることに力を入れており、県内企業への定着に寄与している。
これらの成果の一つを令和4年2月24日に開催された、イノベーション教育学会で発表(テーマ:『産学連携による大学構内での小空間制作を通した人材育成 -空間デザイン実践の取り組み-』)し、情報発信にも努めている。
      
       (空間デザイン2020+1)            (佐渡地域インターンシップ)

関連サイト・資料