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地域と連携した研究及び貢献

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私立
関西医科大学
基準9 社会連携・社会貢献

地域と連携した研究及び貢献

関西医科大学
種別

大学評価

年度

2021年

規模(収容定員)

~4,000人

取組み事例

医学部では、門真市、医師会と地域連携協定を締結し、市民の健康に関するコホート調査を行って、地域住民の健康増進・健康寿命に関する取り組みを実施し、その成果を権威のある英文誌に報告している。また、看護学部は大阪乳児院と協定を結んで連携し、産前産後母子支援事業の事例の検討、分析、調査などを行っている。これらはいずれも特色ある研究と地域のニーズを結びつけた優れた社会貢献・社会連携の取り組みとして評価できる。

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ここがポイント

  • ・医学部・看護学部の両学部にて地域と連携しての活動を行っている。
  • ・いずれも研究と社会貢献が結びついており、教育研究成果を社会に還元する取り組みである。

大学からのコメント

 医学部の取組みとして、門真市医師会の医療機関を通院する方のサルコペニア調査を行った。60歳以上のサルコペニア有症率は22.3%(男性17.3%、女性24.5%)であり、従来のサルコペニアの危険因子に加えて、1日の会話人数が少ないこと(5人未満)もリスクになることを示した。つまり、人と人の交流や地域で集まる場の提供などの社会的交流が重要なことを示唆している。この結果を元に、門真市健康増進課と共にスポーツによる地域活性化推進事業にも取り組んだ。具体的には、医療機関に運動指導者を派遣して、医師が運動療法を推奨する患者さんに対して運動指導を行った。その後、地域の公民館や運動施設を利用した集団運動教室への参加を誘導した(4施設5会場、各週1回で開催)。医療機関と運動指導者は、医療連携アプリを活用して患者さんの体調や実施状況を共有し、リスク管理を行った。3ヵ月間後、歩行速度とHDLコレステロール、運動セルフエフィカシーが有意に改善した。また、週1回以上の運動・スポーツ実施率は26.1→77.3%に有意に向上した。今後、IoTを活用した連携や遠隔サポートの需要は益々高まることが予想され、地域住民の健康増進・健康寿命の延伸に貢献していきたい。
 看護学部では、それぞれの教員が看護学の学術的発展に寄与する研究課題を持ち取り組んでいる。
 国際協力・社会貢献では、健康で安心して生活できる地域社会の実現に向けて、地域住民への健康教育や啓発活動、病院看護職員を対象とした研究支援、医療と福祉との連携事業、地域連携など多岐にわたる活動を継続している。更に、大学が協定を締結し、学部の領域を横断した継続的な国際協力1件、国内の社会貢献2件も継続している。
 国際協力では、独立行政法人国際協力機構(JICA)による、バングラデシュの首都ダッカにおける看護人材の育成を目的とした「看護サービス人材育成プロジェクト」が継続している。また、大学と枚方市の連携協定に基づき、大学教員及び学生が「新型コロナウイルス感染拡大状況に応じて枚方市保健所の業務支援」を行っている。更に、厚生労働省「新しい社会的養育ビジョン」のモデル事業に大阪府の委託を受け、虐待の防止を目的とした多職種連携事業を継続している。

関連サイト・資料