「アウトカム基盤型教育」の実現に向けた採択型プロジェクトの実施
「アウトカム基盤型教育」の実現に向けた採択型プロジェクトの実施
短期大学認証評価
2021年
~4,000人
取組み事例
学生自身が発案したプロジェクトを実践することを通じて、大学全体の教育理念である「自主創造」の3つの構成要素を高めるとともに、学部間交流を通じて多様性に対する気づきを与え、更に専門科目の学習を深化させることを目的とした「自主創造プロジェクト」を創設している。日本大学の全学生が参画でき補助金を獲得できる採択型プロジェクトであり、2019(令和元)年度には、短期大学部の学生が代表を務めるプロジェクトも採択されているほか、短期大学部と大学の学部学生との交流が生まれたり、講義で学んだ技術をプロジェクトで実践したりしている。同プロジェクトは、大学が目指す「アウトカム基盤型教育」の実現に向けた取り組みとして、今後の成果も期待できることから、評価できる。
ここがポイント
- ・「自主創造プロジェクト」を通じて、短期大学部の学生が大学の学部学生とも交流できる機会を設け、自ら学び、考える姿勢を身につけることを支援している。
- ・この取り組みを通じて、学生が修得する能力に基づき教育をデザインする「アウトカム基盤型教育」への転換を進めている。
大学からのコメント
本学短期大学部は,三島キャンパス(静岡県),船橋キャンパス(千葉県)の2キャンパスに4学科1専攻を設置しており,このほか首都圏を中心に,福島県,静岡県を含めて16学部(大学院含む),通信教育部を設置しております。同じ大学でありながら,地理的にキャンパスが離れているため,学部間交流を充分に行うことが難しい環境になっていました。
その状況を改善すべく,正課内では,16学部・短期大学部の学生が混在してグループワークを行う「日本大学ワールド・カフェ」を実施し,学部間交流や約1万6千人の1年生が文系,理系,医療系の学問の垣根を超えて,考え方や価値観を共有し,交流を持つことができる,本学ならではのスケールメリットを生かした授業を開始しました。
課外活動では,「自主創造プロジェクト」(日大生のやってみたいを実現するプロジェクト)がスタートしました。このプロジェクトは,学生の自由な発想に基づく「やってみたい」を応援するものです。日本大学教育憲章「自主創造」の3つの構成要素「自ら学ぶ,自ら考える,自ら道をひらく」能力を実践の場を通じて高めるとともに,学部間交流を通じて多様性に対する気付きを与え,自らの学修をより深化させるための一助とすることを目的としています。
プロジェクトに参加した学生は,キャンパスの環境改善や地域貢献など,「やってみたい」ことにチャレンジし,成功体験だけでなく,失敗から気付きを得た者もおり,また,短期大学部生・学部生・大学院生が,学種間を超えた交流を図ることができました。
プロジェクト終了後の参加者アンケートでは,参加者の90%以上が「自身の学修をより深化させるための一助となった」と回答があり,また,70%以上の参加者が「学部間交流をすることができた」と回答がありました。参加者の満足度は高い結果となりました。
令和2,3年度は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となりましたが,令和4年度は,22件のプロジェクトが採択され,新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で,参加学生は活発に活動しています。
詳細につきましては、関連サイトを御覧ください。