研究支援員の派遣による研究者のキャリアアップ支援
研究支援員の派遣による研究者のキャリアアップ支援
大学評価
2019年
4,001人~8,000人
取組み事例
「ダイバーシティ推進センター」において、ライフイベントによる時間的制約で、研究活動を中断したりペースを落としたりすることなく活動を継続できるように、男女を問わず研究業務を補助する研究支援員を派遣する制度を設けている。この取組みを通じて、女性研究者の上位職(教授、准教授)の人数が増え、科学研究費補助金の採択人数も増加傾向にあることから、研究者のキャリアアップにつながっていると評価できる。
ここがポイント
- ・「ダイバーシティ推進センター」において、ライフイベントによる時間的制約によって、研究活動を中断したりペースを落としたりすることなく活動を継続できるよう、男女を問わず研究業務を補助する研究支援員を派遣する制度を設けることにより、教員の研究活動の継続と研究者としてのキャリアアップにつなげている。
大学からのコメント
2009年から始まった「研究活動支援員派遣制度」は、出産・育児・介護等のライフイベントにより、研究時間の確保が難しい状況にある研究者をサポートする制度であり、研究遂行を支援する支援員の雇用経費を補助するものである。開始当初は、対象者を女性研究者に限定していたが、2013年度からは男性研究者にも広げた。また、2019年からは、産休に入る前、産休・育休中の研究者の研究継続支援を明示した、Pre-Post-休業支援制度を新たに加えた。このように、世の中の流れや研究者のニーズに合わせて、制度内容を見直して発展させている。また、ライフイベントは予測が難しいことから、利用者のニーズに合せられるよう、本制度の公募は年2回実施している。
その他、「ダイバーシティ推進センター」では、ライフイベント等で継続就業が困難である医師を支援するため、短縮勤務制度である「准修練医制度」を設けている。2010年度から始まったこの制度の利用者は年々増加しており、ライフイベントと専門医の取得や研究の継続の両立において、一助となっている。
これらの取り組みが評価され、令和2年度に、女性の活躍推進に取り組む企業や団体及び個人に贈呈される「東京都女性活躍対象(教育分野)」の大賞を東京都から受賞した。今後も多様な継続就労支援を通じて、女性だけではなく、全教職員のライフ・ワーク・バランスを推進し、活躍し続けられる組織基盤を構築していく。