学習成果の達成度に関する評価ツールの確立と教育改善への活用等
学習成果の達成度に関する評価ツールの確立と教育改善への活用等
大学評価
2019年
~4,000人
取組み事例
学習成果の達成度を評価するため、学部では学位授与方針と各授業科目の関係を「関与度一覧表」として明示し、アセスメント・ポリシーを策定したうえで、学位授与方針と対応した成績評価を行うためのガイドラインや主体性を評価するための全学共通のルーブリックなどの評価ツールを確立している。さらに、双方向学修支援システム「FIT-AIM」を用いて学生が自己評価し、教員からのフィードバックを受ける仕組みを構築しており、これらの結果から「FD推進機構」で教育内容・方法の充実を図っている。これらの取組みは、学習成果の把握・評価及びその結果を用いた教育改善につながるものとして評価できる。
ここがポイント
- ・学習成果の達成度を評価するため、学部では学位授与方針と各授業科目の関係を「関与度一覧表」として明示し、アセスメント・ポリシーを策定したうえで、学位授与方針と対応した成績評価を行うためのガイドラインや主体性を評価するための全学共通のルーブリックなどの評価ツールを確立している。
- ・双方向学修支援システム「FIT-AIM」を用いて学生が自己評価し、教員からのフィードバックを受ける仕組みを構築しており、これらの結果から「FD推進機構」で教育内容・方法の充実を図っている。
大学からのコメント
■アセスメント・プランに基づく教育点検活動
本学では能動的な学習態度の評価方法の検討内容を踏まえ、全学的なアセスメント・プランの策定・導入、それに照らした評価を実施しています(2018年度にアセスメント・ポリシーを試行導入、2021年度からアセスメント・プランとして本導入)。
アセスメント・プランとともに、「成績評価ガイドライン」を策定、成績評価の基準を統一することで、評価の客観性と適切性を担保し、教育の質保証を図ることとしました。同ガイドラインには、DPを「知識・技能」、「倫理・責任」、「汎用的能力」、「態度・行動」の4つにカテゴリ化し、それぞれに対応する達成目標を評価するための課題と評価の方法を例示しています。また、これらのカテゴリのうち、「態度・行動」については、全学共通の「学びの態度・行動ルーブリック」を示し、各期の振り返りにおいて自己省察の参照としています。
■学習ポートフォリオ(FIT-AIM)
主な機能として、入学時に卒業後の将来像を登録、半期ごとの学習計画と自己評価、毎回の授業の振り返りコメント、課外活動や資格取得などの活動記録、学習成果物の蓄積を備えるものとした他、本学独自のシステムとして、主体的学びを促進する機能を付加しました。具体的には、前述の「主体性のルーブリック」を汎用的かつ簡潔な表現にローカライズし、「講義の取組姿勢」を測る4段階のルーブリックとして再作成、学生が自己評価できる機能とした他、授業外学修時間の計画・実施、LMS(学習管理システム)による学びの記録等を入力できる機能を取り入れ、学習成果の可視化に繋がるものとなっています。