「法然仏教学研究センター」による法然の思想研究の推進
取組み事例
仏教精神を教育の根底に位置づけている大学として、研究を充実させることにより、社会の要請に応える優れた教育を行うべく、2014(平成26)年度に法然の思想に特化した研究機関として「法然仏教学研究センター」を設置し、専任教員と外部の研究者等が共同で研究を進めるとともに、文献の収集とデータベースの構築、公開研究会の開催や紀要の刊行を通じて研究成果を発信するなど活発な取組みが展開されている。また、共同研究には大学院学生も参加しており、次世代の研究者の養成も期待できることから、建学の理念の具体化及び目的・使命の実現に資する同センターの取組みは、評価できる。
ここがポイント
- ・2014(平成26)年度に法然の思想に特化した研究機関として「法然仏教学研究センター」を設置し、文献の収集とデータベースの構築、公開研究会の開催や紀要の刊行を通じて研究成果を発信するなど活発な取組みが展開されている。
- ・「法然仏教学研究センター」の活動に、専任教員と外部の研究者のみならず、大学院学生等が共同研究に参加することで、次世代の研究者養成としての成果が期待できる。
大学からのコメント
佛教大学は、仏教精神、とりわけ仏教の開祖であるゴータマ・ブッダと、浄土宗の開祖である法然上人の思想を建学の理念としています。この理念のもと、もっぱら法然上人に関わる研究を行う世界初の研究センターとして、「法然仏教学研究センター」を開設しました。
本センターは、浄土学を中心に、仏教学、人文科学、社会科学、自然科学にわたる広い視点から法然仏教学の総合的な学術研究を行い、法然仏教学の確立ならびに優れた法然研究者の育成を基本的な目標としています。特に、法然上人やその周辺の思想家が著した文献について、文献の比定、定本の確定、解読作業という基礎研究を中心とし、法然上人および周辺思想家の思想と歴史的事実を解明し、広く社会に発信していくことを具体的な目的としています。研究に際しては各研究班による共同研究とし、大学院生も研究班員として参加し、次世代の研究者養成もあわせて行っています。
研究成果は、毎年度『佛教大学法然仏教学研究センター紀要』を刊行し、ホームページ等で公開しています。その他、各研究班の成果を研究叢書として刊行し、広く社会にも発信しています。
また毎年、学外から法然上人あるいは周辺思想家の研究者をお迎えして、公開講演会を開催し、センターの研究推進の一助とするとともに、多くの方々に法然上人に対する多角的な視点を提供しています。