「開かれた大学」を実現する多彩な地域貢献活動の実施
取組み事例
「開かれた大学」という考え方をもとに2016(平成28)年度に「地域連携研究センター」を設置した。「オープン・カレッジぱいでいあ」等の公開講座に加え、「ジェンダー・スタディーズ・プログラム」や地域連携活動と結び付いた共通教養科目の設定等、教育プログラムの充実が図られており、多様な社会連携・社会貢献活動を展開している。また、教育研究活動と十分な関連をもった取組みも実施され、地域社会へ貢献する人材の育成につながっており、理念に基づく考え方を踏まえた体系的な体制のもとで、積極的に社会連携・社会貢献活動を行っていることは評価できる。
ここがポイント
- ・地域連携活動と結びついた共通教養科目を設置する等、教育プログラムの充実を図っているほか、教育研究活動と関連した多様な地域貢献活動を行い、地域社会へ貢献する人材の育成にもつながっている。
大学からのコメント
【地域連携研究センター】
地域と大学をつなぐ拠点として、地域社会の発展や人材育成に繋げることを目的に、さまざまな機関・企業と協定を結び、連携活動を展開しています。また、教職員・学生の力を活用して、地域と連携・協働し、地域が抱える課題やニーズに対して、その解決法や新たな方向性を模索するために取り組むプロジェクトである「社会連携研究プロジェクト」を整備しています。センターの下には、大学開放フォーラム、ジェンダーフォーラム、地域・流域共生フォーラムを設置し、それぞれが多彩な活動を行っています。
2021年度には、センターの記録をまとめた広報誌『逕(みち)』を発行し、その歩みを学内外に周知しています。
【共通教養科目「地域デザイン」】
共通教養課程では、「地域デザイン」や「タウンマネジメント」をはじめとして、地域の豊かな環境の維持・向上や課題解決を目指す科目を開講しています。「地域デザイン」では、農業の第6次産業化を体験し、地域の活性化について学びます。農作物の育成から収穫、加工食品の製造やパッケージ、販売などを一環して行うなかで、地元農家や各種企業、行政、NPOなど多様な人々と協働し、地域と一体となって実践する授業です。
【公開講座】
1995年に開設された「オープンカレッジぱいでいあ」では、ひとつのテーマを継続的に学ぶ多様な講座を取りそろえ、社会人、他大学生、高校生など誰もが知的好奇心を満たせる場として、多くの人に受講されています。他にも、レクチャーを行いながら音楽を楽しむ「レクチャーコンサート」、連続市民講座、地域と連携した親子向けの講座、大学の授業と連携した企画など、さまざまな催しを行っています。
【ジェンダー・スタディーズ・プログラム、地域・流域プログラム】
全学生が受講できるプログラムとして、次のプログラムを設置しています。
「ジェンダー・スタディーズ・プログラム」は、日本で初めて女性学講座を開いたジェンダー教育の草分け的存在である本学において、性別によって生活経験や人生の可能性が異なる社会の問題性を理解し、よりよい社会について考え、実践する力を養うことを目的としています。
「地域・流域プログラム」は、大学の地元である川崎市麻生区岡上地域や鶴見川流域、そうした豊かな自然環境・社会にふれながら、環境に関わる学問を体系的に学び、都市型環境保全の理論とスキルを身につけることを目的としています。