地域人材の育成と定着促進に向けた地元企業、経済団体、行政との連携事業の推進
地域人材の育成と定着促進に向けた地元企業、経済団体、行政との連携事業の推進
大学評価
2019年
~4,000人
取組み事例
大学の理念・目的に資する取組みとして学生と企業・事業所とのよりよいマッチングを目指し、地元企業、経済団体、行政と連携し、地域人材の育成と定着促進のために、「京都文教ともいきパートナーズ」を展開し、企業・団体と連携した「地域インターンシップ」の実施や地域活性化へ向けて学生を主体に地域課題の解決に取り組む「地域連携学生プロジェクト」を推進している。これらの取組みは学生の主体的学びの促進と地域活性化が連動しており、大学の理念・目的、教育カリキュラムなどが一体的に機能しつつあり、今後の展開を通じて、学生の成長のみならず、地域の活性化に貢献することが期待できる取組みとして評価できる。
ここがポイント
- ・学生の地域での活動と地元企業や経済団体、行政などとのよりよいマッチングを実現する「京都文教ともいきパートナーズ」を展開し、企業等と連携した「地域インターンシップ」や学生が地域課題の解決に取り組む「地域連携学生プロジェクト」を促進しており、学生の成長及び地域の活性化につながることが期待できる。
大学からのコメント
1996年の開学以来、地域における本学の教育、研究、社会貢献を一体化し、地域・学生・教職員を巻き込んだ総合的な取り組みを推進。2014年度に地域協働研究教育センターを設立し、同年、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」において「京都府南部地域ともいき(共生)キャンパスで育てる地域人材」が事業採択され、地域協働研究教育センターを中心に、「地(知)の拠点(COC)」として、地域と協働した取組を推進してきた。
その後、2016年度に「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に参画。京都府南部地域での事業をさらに推進すべく、「京都文教ともいきパートナーズ」を立ち上げた。学生と地元企業や経済団体、行政との連携をより一層推進し、近隣の商工会議所(宇治、城陽、久御山)や京都中小企業家同友会などの経済団体と包括連携協定を締結。地域企業や自治体等でのインターンシップ、学生と企業関係者の交流会、学生と経済団体等との協働企画、地域課題の解決に取り組む「地域連携学生プロジェクト」等に取り組み、学内リソースを発展的に活用している。正課においても、宇治市、城陽市、久御山町、京丹後市などと連携したPBL授業を実施。附置機関の産業メンタルヘルス研究所の知見を活かし、「京都文教ともいきパートナーズ」に参加する事業所を対象とした「メンタルヘルス」に関する研修等も展開している。
また、地域社会への貢献とキャリア教育の両立をめざして、産官高大接続を推進。京都府南部を中心とした自治体、地域企業等と協働して、近隣高等学校のキャリア教育や「総合的な探求の時間」において、京都府南部地域での若者育成に取り組んでいる。
他にも、これまでの連携実績を生かし、地域の当事者、実践家、団体、行政や企業など多様な人々との協働による「地域志向研究」を2014年度に制度化し、地域のプラットフォーム型シンクタンクの役割も果たしてきた。学生教育や一般の方々への公開講座やリカレント講座などを通じ、研究成果を積極的に還元している。2019年度、2020年度には、「京都文教大学地域協働研究シリーズ」として4冊の書籍を出版。2021年度には『地域協働研究ジャーナル』を創刊し、地域パートナーとの研究の成果を社会に還元した。
今後も本学が地域のハブとなり、京都府南部地域を中心に、地域連携・企業連携・高大接続を推進し、「ともいき(共生)キャンパス」を更に発展させていくことを目指している。