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グローバル教育の展開を支える教員の育成

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グローバル教育の展開を支える教員の育成
私立
関西大学
基準6:教員・教員組織

グローバル教育の展開を支える教員の育成

関西大学
種別

大学評価

年度

2018年

規模(収容定員)

8,001人~

取組み事例

国際化に向けた教育として実施しているオンライン国際交流学習(COIL)の活用や、英語での開講科目を充実させるため、「国際教育支援室」を設置し、これらに必要な技術支援を中心とした「グローバルFD」を行っている。英語での教授法・授業運営等について相談ができる国際教育支援室の特任教員によるオフィスアワーや修士・博士号を保持した外国人講師との英語のマンツーマンレッスン、少人数のグループセッションを導入し、教員の英語能力の向上を図っているほか、海外の大学と連携して英語による教授法を学ぶプログラム(CLIL)を学内講座と海外研修で展開し、教育・指導法の向上にもつながっている。これらの受講者から学部教育でも英語で開講する教員が輩出されており、今後のグローバル教育の展開を支える教員の育成への寄与が期待できることは評価できる。

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ここがポイント

  • ・国際化に向けて英語での開講科目を充実させるため、「国際教育支援室」を設置し、教員が英語での教授法・授業運営等について相談ができる同支援室の特任教員によるオフィスアワーや修士・博士号を保持した外国人講師との英語のマンツーマンレッスン、少人数のグループセッションを導入するなど、教員の英語能力の向上を図ることにより、英語で授業を開講する教員の育成につなげている。

大学からのコメント

大学における国際化の取組は、海外からの留学生受入れを促進し、国内の学生との共習環境を構築し、多様な価値観を育むことを大きな目標としているが、同時にそれは教育の質そのものを高める意欲的なプログラムになると考えている。「国際教育支援室」を設置した背景には、そのような学内のコンセンサスがあった。オンライン国際交流学習(COIL)をはじめ、英語開講科目の一部において、パートナー大学を中心とする学生も参加できる仕組み(EOL)を通じて、そのような学修機会をさらに増やす試みが、今も進行中である。
英語による授業運営は、教員にとっては、講義型一方向の授業から、アクティブ・ラーニングの要素を取り入れつつ、学生が積極的に関わる双方向スタイルの授業へと移行する契機にもなる。それは、各教員が教育手法について積極的に考え、また実践する機会にもなっており、ファカルティ・デベロップメント(FD)の役割も果たしている。外国人講師によるマンツーマンレッスン、少人数のグループセッションを導入した背景には、単に教員の英語運用能力を高めるだけではなく、FDがより機能的・効率的に進展するよう、背後からサポートする狙いも含まれている。
一方、英語による授業運営は、学生にとっては、英語を学びの「目標」とするのではなく、それによって学問領域の知識を習得しつつ、自らの意見や考えを発信するための「手段」であるとの認識を深めるのに役立っている。英語教育で得た確かな知識を、アカデミックな環境で積極的にアウトプットすることを体験する場としても機能している。学生を、英語の学習者からユーザーへと成長させるこの取組は、将来にわたって拡大・充実していくべきもので、そのことを教員にも理解してもらう機会にもなると考える。
海外の大学と連携して英語による教授法を学ぶプログラム(CLIL)は、専門科目を本格的に英語で教授すること(English Medium Instruction)へと発展しており、教員が積極的に関わっていく仕組の構築には、海外の試みとも比較しながら、その手法を研究・実践することが重要である。国際化を促す取組には、選考プロセスを経て、学内研究費(教育研究高度化促進費)が支給される制度もあり、研究・実践が将来にわたって継続し、COILとともに、そこで得られた知見を他大学と共有することも、本学の重要なミッションと認識している。