産業界や地域の課題解決に向けた社会連携活動の展開
産業界や地域の課題解決に向けた社会連携活動の展開
大学評価
2018年
8,001人~
取組み事例
自治体や企業・団体等と多数の連携協力協定を締結し、産学官連携コーディネーター等を配置し、産業界や地域の課題解決に向けた社会連携活動を展開している。具体的には、大学発の技術シーズを活用した商品開発に加え、協定を結ぶ堺市との協働事業において、学生が市内の企業が抱える課題に対する解決策を提案する活動など、総合大学の特徴を生かして教育研究の成果を還元している。さらに、「地域で活躍する若い力」奨励賞を設け、学生の地域連携活動への参加を促しているほか、学生の成長を省みるため、ルーブリックを用いた「地域連携活動自己評価シート」を導入しており、独自の調査として今後の成果が期待できることなどから、これらは、「学の実化(学理と実際の調和)」の実現に向けた取組みとして評価できる。
ここがポイント
- ・自治体や企業・団体等と多数の連携協力協定を締結し、産学官連携コーディネーター等を配置して、産業界や地域の課題解決に向けた社会連携活動を展開している。
- ・「地域で活躍する若い力」奨励賞を設け、学生の地域連携活動への参加を促すとともに、ルーブリックを用いた「地域連携活動自己評価シート」を導入して、参加した学生の成長を省みている。
大学からのコメント
産業界等との連携において、2021年度の学外共同研究、受託研究及び指定寄付等の件数は353件、研究費総額は739,672千円にのぼるとともに、学生は研究主担の教員の指導のもと、研究補助者の位置づけで参画する事例が大半を占める。
研究成果の実用化としての商品開発においては、大阪で老舗の味噌屋として知られる株式会社大源味噌と共同開発した“アミノみそ”を、クラウドファンディングで先行販売し、現在は完売状態となっている。
堺市と関西大学との地域連携事業の一環で、2021年度は「鉄砲鍛冶屋敷共同研究調査成果普及事業」を進め、堺キャンパスにおいて、堺鉄砲鍛冶屋敷ミュージアムシンポジウム「よみがえる本物のものづくりの空間」を開催した。
地域連携事業の目的と理念の一つである「若い力は地域で伸びる」という考えのもと、地域連携活動を教育の一環として位置づけ、地域連携活動を通して学び、成長した学生を顕彰する 「<地域で活動する若い力>奨励賞」を2017年度から設置している。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響のため中止したが、2021年度は感染拡大防止策を講じながら実施し、最優秀賞には防災と福祉を架橋するプロジェクトが選ばれた。