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入学前に予約可能な給付奨学金制度の確立と奨学生の交流促進

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入学前に予約可能な給付奨学金制度の確立と奨学生の交流促進
私立
関西大学
基準7:学生支援

入学前に予約可能な給付奨学金制度の確立と奨学生の交流促進

関西大学
種別

大学評価

年度

2018年

規模(収容定員)

8,001人~

取組み事例

「学生生活実態調査」をもとに奨学金制度の改編に取り組み、「学習支援型」から「経済支援型」の「『学の実化』入学前予約採用型給付奨学金」へと改編し、志願者の大学進学時の経済的不安を取り除くことに寄与している。また、奨学生同士の交流の場として「葦の葉倶楽部」を設立し、卒業生も参加する交流会を開催しており、キャンパス、学部、学年の枠を超えた交流の中で多様な視点で互いを支援することで、学生が自身のキャリアに対する新たな気付きや活動をもたらすコミュニティとして機能している。これらは、「Kandai Vision 150」に掲げる奨学支援事業の発展的展開に資する、独自性のある取組みとして評価できる。

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ここがポイント

  • ・学生調査をもとに奨学金制度を改編し、「入学前予約採用型給付奨学金」を取り入れることで、志願者の大学進学時の経済的不安を取り除くことに寄与している。
  • ・奨学生同士の交流の場として「葦の葉倶楽部」を設立し、卒業生も参加する交流会を開催しており、学生が自身のキャリアに対する新たな気付きや活動をもたらすコミュニティとして機能している。

大学からのコメント

 関西大学「学の実化」入学前予約採用型給付奨学金は、有為な人材の育成と経済支援を目的に、関西大学への入学を強く希望する全国の高等学校出身者(中等教育学校の後期課程を含む)に対して、入学試験の出願前に、入学後の給付奨学金を予約採用する制度です。
 本奨学金に申請のうえ、採用内定者となられた方は、一般入試または大学入学共通テスト利用入試を受験し、合格・入学することで正式に奨学生として採用されることとなります。なお、給付期間は標準修業年限の4年間ですが、毎年学業成績及び「修学状況報告書」の提出による継続審査があります。
 また、補足事項として、関西圏内(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県)・圏外(関西圏内以外の都道府県)の高等学校出身者により給付額が異なります。さらに、国の修学支援新制度により、授業料減免の支援を受ける学生については、支援区分により、給付金額(年額)を調整しています。
 本制度を活用している地方出身の学生からは、「進学に伴う学費や引越し等の出費がかさむため、金銭面の不安が軽減され、受験勉強に集中することができました。」や、「大学生活でもアルバイトに追われることなく、奨学金のおかげで時間を有意義に使うことができ、勉強はもちろん課外活動、学内のイベント参加と充実した毎日を過ごせています。」などの声をいただいています。
 関西大学奨学生会「葦の葉倶楽部」は、関西大学独自の給付奨学金を受給している学生同士が交流するための組織であり、奨学金を通じて奨学生相互の親睦を図り「学縁(がくえん)※」を広げることを目的の一つとして2015年に設立されました。
 本会での活動において、様々な分野で活躍する学生同士が学部や学年を越えて交流し、互いを高め合うコミュニティとして「横のつながり」を築くとともに、卒業生や本会に賛同する支援者が奨学生との交流の機会を得て「縦のつながり」が生まれ、縦横無尽の「学縁」を創出することを目指しています。
 具体的には、年に2回の交流会を実施しており、奨学生である学生会員の交流をメインとしつつ、支援者である賛助会員や卒業生会員とグループを作り、大学生活へのアドバイスや社会人の方々の価値観や考えに触れることで、新たな気づきや学びを得る貴重な機会となっています。
 また、コロナ禍でも学生スタッフを中心にオンラインでの交流会を企画し、「学縁」が途切れることのないよう取り組みました。
 今後も、「葦の葉倶楽部」の活動を通して、奨学生が卒業後に在学生を支援する具体的な仕組、規模の拡大に併せて「学縁」の構築を続け、関大生の中にチャリティ(寄付)文化を根付かせることができるよう取り組んで参ります。
※関西大学の学び・出会いを通じて培われる「人と人とのつながり」を意味する造語。
         「葦の葉倶楽部」交流会2022年6月18日(土)開催       「学縁」のイメージ図

関連サイト・資料