OB・OGによる充実したキャリア支援の実施
取組み事例
キャリア支援及び教員養成支援について、学園の方針のもとで、学友会の協力を得てOB・OG交流会、OB・OG面接対策会の実施や、教職サポートルームに園長・校長経験者を配置して指導等を工夫しながら手厚く行い、学生のキャリア形成に大きく寄与している点は評価できる。
ここがポイント
- ・キャリア支援及び教員養成支援のため、OB・OGとの交流会や面接対策会を実施したり、教職サポートルームに園長・校長経験者を配置して指導等を行ったりするなど、手厚いサポートを行っている。
大学からのコメント
学生のキャリア発達と選択において、年代を越える「タテの繋がり」はロールモデルの効果が期待される。しかし同学年のみで「ヨコの関係」中心の学生生活を送る学生も散見されその対策としてスタートした。卒業生組織である学友会と相談しつつ在学生支援に協力くださるOB・OGを組織化し、コーチ役として担当頂いた。プログラム実施前にはOB・OGと事前ミーティングを開き、内容や進め方について意見交換を行うことでコーチ役のレベル合わせも行った。参加学生は事前に自己紹介シートを作成し、コーチ側もこれに目を通して実技に臨んだ。学生は卒業生との人間的ふれあいを通じ、親しみと同時に社会人視点を直接学ぶ機会となった。また副次的な成果であるが、異業種のOB・OG同士の交流も活発となり、卒業生自身のキャリアに対しても数々の発見や気づきの声が寄せられ、卒業後の支援機会ともなった。近年は感染症対策のためオンライン実施となっているが、企画趣旨からも対面での実施再開が望まれている(<別表1>参照)。
教員、保育士を目指す学生に対するキャリア形成支援を大学が独自に構築した「教職課程受講支援プログラム」により、1年次から4年次までの4年間を通じて行っている。その一翼を担うのが、小学校・中学校・高等学校の校長、幼稚園長・保育所長、教育行政の経験者約30名からなる教職サポートルームで、学校や保育の現場で培われた豊富な経験と知識を活かし、教職・保育職を目指す学生の夢を叶えるための相談、支援にあたっている。教職サポートルーム教員は、大学で教員養成を統括する教師教育リサーチセンターや各学部・学科の教職担当教員と連携を取りながら、教育実習・保育実習をはじめとした学校や保育の現場での活動に関する相談や指導を行い、また、独自のテキストを作成して、教員・保育士採用候補者選考試験対策の企画・講座等の講師を担当している。更には、取り揃えた各種教科書や指導書、教職に関する種々の参考資料などを閲覧したり活用したりしながら、模擬授業や共同討議などができる模擬教室や学修スペースを利用して、教職サポートルーム教員の指導を受けながら実践的指導力を身に付けることが可能である。