連携協定に基づく自治体の計画策定や実現への参画
連携協定に基づく自治体の計画策定や実現への参画
大学評価
2018年
4,001人~8,000人
取組み事例
文部科学省の「地(知)の拠点大学整備事業」に採択された「イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト」により、連携自治体の計画策定や実現に参画・主導している。例えば、広島市、廿日市市、北広島町、坂町を重点地域として連携協定を結び、地域からの課題提起に基づく教育・研究・活動を「ちぃスタ活動」として認定・支援し、学生の「地域イノベーションコース」受講や「地域つながるプロジェクト」を通じた地域活性化支援、教員によるシンクタンク業務の請負、オープンスクールの開催などを行っている。さらにこれらの活動は、文部科学省による採択事業終了後においても「Nextひろみらプロジェクト」や新設の国際コミュニティ学部地域行政学科に発展的に継承されており、社会連携・社会貢献に関する方針に沿った、優れた取組みとして高く評価できる。
ここがポイント
- ・「イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト」により、連携自治体の計画策定や実現に参画あるいはこれを主導しており、連携協定を結んだ地域に対し、地域活性化支援、教員によるシンクタンク業務の請負、オープンスクールの開催などを継続的に行っている。
大学からのコメント
地域への貢献、地域との連携は、本学開学以来の重要な使命の1つです。
文部科学省による採択事業「イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト(ひろみらプロジェクト)」終了後、その取り組みの1つであった、地域の持続的な活性化に貢献する「地域イノベーション人材」の育成については、2018年に開設した新学部国際コミュニティ学部の教育目的として継承されました。
社会貢献に関しては、大学が地域課題を学問的・実践的に紐解き、その解決の方途を、当事者意識を持つ様々な立場の人たちが集まって議論する場である「ひろみらイノベーションスタジオ」を立ち上げました。その後2年間にわたり、連携自治体の計画策定や計画実現に参画しました。2021年度より、連携協定を締結している自治体等がかかえる課題の解決をより積極的に支援する制度に改め、活動に必要な経費を本学が助成する仕組みとしてさらに広く展開しています。
研究面の取り組みとして開設した「ひろみらシンクタンク」は、当初、調査・研究、アドバイザー業務、講演会の講師派遣等の相談のみを受け付け、コーディネートする役割でしたが、産学官連携を積極的に推進することを目標に、共同研究、受託研究についても併せて受け付ける機能を新たに加えました。これにより、本学の教員が有する教育・研究に関するシーズを地域社会の様々なニーズにマッチングさせ、産学官連携を積極的に推進し、イノベーションの創出に取り組む仕組みを確立させました。産学官連携が可能な本学のシーズについては、本学教員のシーズ集を大学Webサイトで公開することにより積極的に提供しています。
地域活動に関しては大学が助成し、連携自治体等が抱える課題を、学生が主体となって地域の方々と共に解決する活動の企画・実施や調査・研究を行うプロジェクトである「地域つながるプロジェクト」を毎年実施しており、2022年度で13年目を迎えました。さらに、地域活動に関心のある学生が1年生から挑戦できるプロジェクトとして、「地域を知る」ことから始める「地域つながるスタートアッププロジェクト」を2021年度から新たに開始しました。これらの地域活動は、これまでに合計132プロジェクトが立ち上がり、延べ1,452人の学生が広島県を中心に活動してきた実績があります。