「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」における人材育成・人材輩出
「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」における人材育成・人材輩出
大学評価
2022年
~4,000人
取組み事例
「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」において、地域の児童・生徒を対象にプログラミング教室やICT講座等を開催しているほか、若手の技術者や学生の技術力向上を目的とした「高度技術者養成講習会」等を行っており、こうした講座提供に長く取り組むなかで、参加者が全国コンテストで表彰されるなどの成果にもつながっている。さらに、隣接する「滝沢市IPUイノベーションセンター」と連携し、学生の起業を支援するなど、学生・地域住民に多様な学び・成長の機会を提供し、地域で活躍する人材を輩出していることは評価できる。
ここがポイント
- ・ものづくり産業の生産性・付加価値向上に繋がる産学共同研究や高度技術者の育成を推進するため、「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」を設置している。
- ・「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」では様々な講座を提供している。
- ・隣接する「滝沢市IPUイノベーションセンター」と連携し、学生の起業を支援するなど、学生・地域住民に多様な学び・成長の機会を提供し、地域で活躍する人材を輩出している。
大学からのコメント
岩手県立大学は、ものづくりとソフトウェアの融合により、大学の研究シーズと産業界等の技術・ニーズを基盤とする新たなイノベーションの創出拠点として、「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター(通称:i-MOS)」を平成23年に開設した。 i-MOSでは、活動の柱として、 ① 産と学とのマッチングや人材と企業とのマッチング等、拠点活動の円滑化や地域経済への波及を図るため、様々な機能をつなぐコーディネート活動を推進する「リエゾン機能」 ② ICT関連技術を軸に、県内ものづくり産業の生産性・付加価値向上につながる共同研究や大学のシーズを生かした共同研究等を推進する「産学共同研究機能」 ③ ハードウェアやソフトウェア、ものづくりのプロセス等を理解し、新製品・新技術開発に貢献できる人材を育成する「ものづくり人材育成機能」 等を有している。その中でも、ものづくり人材育成に関しては、若手技術者の技能向上を目的とした「高度技術者養成講習会」やプログラミングを通じて児童・生徒のものづくりに関する知的探求心の育成や進路意識の醸成を目的とした「プログラミング教室」などを開催している。プログラミング教室は、地域の中学校と連携し、平成26年から継続して開催しており、参加者が全国コンテストで毎年上位表彰されるなど、大きな成果を上げている。 また、岩手県、滝沢市及び岩手県立大学との三者が連携し、大学周辺地域にICT開発拠点の形成を図ることを目的として、「滝沢市IPUイノベーションパーク構想」を策定し、20社を超えるICT関連企業が入居する「滝沢市IPUイノベーションセンター」、「滝沢市IPU第2イノベーションセンター」を整備している。 「滝沢市IPU第2イノベーションセンター」内では、本学がシェアデスク1室を借り上げ、起業する学生に無償で貸し出すなど、起業しやすい環境を整備し、学生による企業を支援するとともに、同センターに入居する企業等と教育面で連携を行っている。 これらの取組を通じ、学生や地域住民に多様な学びの機会を提供するとともに、地域で活躍する人材を輩出しているところである。