私立
麻布大学 獣医学部獣医学科
5 教員・教員組織
「教員活動状況報告書」の作成を通じた組織的な教育研究活動の自己点検・評価の取組み

種別 | 獣医学教育評価 |
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年度 | 2024年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
関連タグ |
取組み事例
「教員活動状況報告書」(「ティーチング・ポートフォリオ」及び「業務エフォート」)を集計した「教育の質の向上に向けた教員活動状況報告書集計結果」を「教育研究会議」と獣医学部教授会で毎年度共有し、各基幹教員の教育研究活動について組織的な自己点検・評価を行っていることは特色として評価できる(評価の視点5-9)。
ここがポイント
- 各教員は毎年「教員活動状況報告書」を作成している。
- 同報告書を「教育の質の向上に向けた教員活動状況報告書集計結果」としてとりまとめ、「教育研究会議」と獣医学部教授会で毎年度共有し、組織的な教育研究活動の自己点検・評価を行っている。
大学からのコメント
授業レベルの自己点検・評価として、毎年各教員に「教員活動状況報告書」の作成を求めている。「教員活動状況報告書」は、ティーチング・ポートフォリオ、業務エフォート、2023年度から麻布大学学生へのクレドに基づく自己評価が加わり、3部構成となっている。ティーチング・ポートフォリオでは、各教員が教育の責任範囲や理念に基づき、教育の方法やその改善・向上を図る取組等の自己点検・評価を行う。業務エフォートでは、教育、研究、管理運営等の業務割合を自己評価するほか、直近3年間の査読付き論文数を申告する。麻布大学学生へのクレドに基づく自己評価では、大学として設定した5項目のクレドに対する自己評価を行う。その後、各教員は「教員活動状況報告書」をそれぞれ所属する学部長、学科長等に提出する。各部局長等は、別途設定される評価の視点を参考に所見を作成して学長に報告する。学長は、大学全体を見据え、各教員の教育活動を検証するとともに、教員個人の活動状況を把握するほか、教育研究等環境の適切性を点検・評価することで、改善・向上を図っている。