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附置施設「生物科学総合研究所」を活用した特色ある取組み

私立 麻布大学 獣医学部獣医学科

3 教育研究等環境

附置施設「生物科学総合研究所」を活用した特色ある取組み

麻布大学 獣医学部獣医学科
種別 獣医学教育評価
年度 2024年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

「生物科学及びこれに関連する学術分野に関する総合的な研究機能を果たすとともに教育の充実を図り、あわせて国内外における当該分野での学術交流の発展に寄与すること」を目的とする附置施設「生物科学総合研究所」を設け、感染実験エリアを含めた動物実験施設を集約している。当該施設の研究部門である「ヒトと動物の共生科学センター」では、研究に関わる学生が社会とのつながりを深め、ヒト・動物・環境の新しい共生の形を探求し実現することを目指して、多くの獣医学関連プロジェクトが遂行されている。同センターのプロジェクトのなかには「生物科学総合研究所」の設備を利用して成果を上げたものもあり、学生の研究力向上だけでなく、教育訓練も集約して動物実験に対する意識と考え方も向上させており、附属施設を活用した特色ある取組みとして評価できる(評価の視点3-4)。

ここがポイント

  • 動物・生命科学の研究教育の中核として、「生物科学総合研究所」を附置し、動物実験施設を集約している。
  • 当該施設の利活用により、研究力の向上だけでなく教育訓練も集約して学生の動物実験等に対する意識と考え方も向上させている。

大学からのコメント

生物科学総合研究所は、「生物科学とその関連学術分野における総合的な研究機能を果たすとともに、これら領域の教育研究基盤の充実を図り、併せて国内外における学術交流の発展に寄与すること」を目的として 1988年に設立された大学附置研究所である。
実験機器や実験動物を集約するとともに、施設全体を一元的に管理することで、一定水準以上の温湿度、照明及び清浄度で飼育することができるため、アニマルウェルフェアにも資する施設となっている。
また、バーチャル研究部門である「ヒトと動物の共生科学センター」を設置し、本学の学際的な研究水準の向上に努めているほか、施設利用前に 「実験動物福祉」 「適正な実験動物」 「バイオ・ハザード」 「ケミカル・ハザード」「放射線業務従事者教育訓練」 「組換え実験施設利用手順」 等の教育訓練を毎年実施するなど、動物実験等に対する意識の向上に取り組んでいる。

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