基準7:学生支援
学生一人ひとりに親身に寄り添う多様な学生支援
取組み事例
学生生活の支援にあたり、「学生心理相談室」で「ランチアワー」や「グループ活動」を実施するとともに、学習に関するピアサポート活動や休憩場所を提供することで学生のコミュニティ形成の充実に寄与している。また、学生部のもとで、学生の挑戦意欲の向上を促す「チャレンジ助成金」制度を設け、海外の幼児教育の展開に携わるなど、学生による挑戦的な活動を支援し、正課外における学生の成長機会を創出している。これらの取り組みは、学生一人ひとりを大切にする親身な支援を体現化した優れた取り組みであり、学生の自主性の伸長につながっていることは評価できる。
ここがポイント
- 「学生心理相談室」で「ランチアワー」や「グループ活動」を実施するとともに、学生同士で学習に関するサポートを行うピアサポート活動や休憩場所を提供することで学生のコミュニティ形成の充実に寄与している。
- 「チャレンジ助成金」制度を設け、プレゼンテーションによる選考会や助成後の活動報告会を通じて、学生による挑戦的な活動を支援し、正課外における学生の成長機会を創出している。
- 「学生支援に関する方針」に掲げる「学生一人ひとりを大切にする親身な支援」を体現した取り組みを行うことで、学生の自主性の伸長につなげている。
大学からのコメント
本学の学生支援の基本方針は、「学生一人ひとりを大切にする親身な支援」を軸にしています。少人数教育を特色とする本学では、教員と学生が密接に関わりながら学びを深めることを重視しており、アドバイザー制度を導入することで、学習面だけでなく生活面においてもきめ細やかな支援を行っています。
学生の心のケアを目的とした「学生心理相談室」は、心身の健康保持・増進のために重要な役割を果たしています。学生生活の中で抱える悩みや不安に対応するため、専門の相談員が常駐し、個別面談を通じて親身にサポートを行っています。さらに、気軽に相談できる環境を整えるために「ランチアワー」やグループ活動を実施するとともに、修学支援も含めた学生同士のサポートシステムであるピアサポート活動も行い、学生がリラックスしながら交流できる機会を提供しています。
また、学生の挑戦を後押しする制度として「チャレンジ助成金」が設けられています。この制度は、学生が自主的に企画した活動や研究、地域貢献などに対して支援を行うものであり、新しいことに挑戦する意欲を促すことが目的です。学業の枠を超えた多様な経験を提供し、学生の成長を支えています。
学習支援、心理的なケア、経済的支援など、多方面からのサポートを通じて、学生が安心して学び、成長できる環境を整えており、今後も、時代の変化に応じた学生支援の充実を図りながら、学生の可能性を最大限に引き出すことを目指していきます。