基準9:社会連携・社会貢献
地域社会のニーズに合わせた継続的な社会貢献
取組み事例
短期大学部の目的及び教育研究上の目的に資する取り組みとして、「地域活性化センター」を中心に、教員・学生による多くの地域貢献活動・広報活動を継続的に実施するとともに、これまで行ってきた震災復興支援プロジェクト事業と地域貢献事業を統合し、被災市町村を対象とした派遣講座を開始するなど、地域社会のニーズに応じた活動へと進展させている。このように、地域に密着した連携協働を行うことのできる高等教育機関として継続的に地域社会の発展・向上に寄与していることは、評価できる。
ここがポイント
- 地域社会のニーズに応じて内容を変化させつつ、継続して社会貢献活動を行っている。
- 開学当初から地域貢献に力を入れており、「地域貢献の短期大学」として地域の信頼を得ている。
大学からのコメント
本学は開学以来、地域社会の経済文化の向上を設立使命とし、研究教育に加え、地域研究、公開講座による地域の生涯学習の充実を図るなど知識基盤社会の形成に努力してまいりました。平成18年に公立大学法人となり、平成19年には、福島県の地域資源を活かした地域活性化を積極的に展開していく組織として、会津大学短期大学部地域活性化センターを開設いたしました。東日本大震災とそれに伴う原子力災害からの復旧・復興が喫緊の課題となっていることから平成24年に「地域貢献に関する基本方針」を決定して本学の地域連携に向けた姿勢を明らかにするとともに、地域活性化センターを中心に、地域や地域団体と連携を図り、複雑・多様化する地域課題にこれまで以上に組織的かつ積極的に取り組んでいくことといたしました。
本学には産業情報学科(経営情報コース・デザイン情報コース)、食物栄養学科並びに幼児教育・福祉学科があります。当センターは、本学の産業、経営、デザイン、情報、栄養、食品、幼児教育、保育、福祉等くらしに密着した幅広い特色ある専門領域群を活かし、大学と地域社会が連携・共同して課題に取り組むことにより活力ある地域社会を創造することを目指しております。若い学生たちの気づきやユニークなアイディアも活用しながら多様なシーズと地域社会のニーズを融合し、新しい価値観、地域産業、地域社会を創造していきたいと考えております。
