国立
筑波大学
基準4:教育課程・学習成果
学士課程1年次から学際的な研究の力を身に付ける研究プロジェクト

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2024年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | 8,001人~ |
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取組み事例
総合学域群の学生が、個人での研究と複数人での共同研究のいずれかを選んで応募し、選考を受けて採択されたテーマについて、サポート教員による対話と指導のもと自主研究を行う「学際研究プロジェクト」を2022年度より実施している。研究期間最後には発表会を実施しており、特に優れた研究には賞を授与している。これにより、参加学生が幅広い視野と研究の基礎を身に付け、学士課程のうちから自身の興味に即して学際的な研究を継続して行うことにつながっていることは、高く評価できる。
ここがポイント
- 学士課程1年次のうちから、幅広い視野と学際的な研究を行うための力を身に付けることができる。
- 学生が自身の興味に即した研究を継続して行うことに繋がっている。
大学からのコメント
総合学域群の学生に対し、総合学域群が目指す「広い学問的な視野からの学際的研究を行う基礎力」を養う機会として、自由な発案による自主研究のプロジェクトを募集している。選考により採択された学生は、教員のサポートを受けながら研究・プロジェクトを遂行し、成果を報告会でプレゼンテーションやポスター発表等の形で報告する。
このプロジェクトの学びの中で、学生は、研究サポートを行う教員との個別対話・指導を通じて学際的視野の基礎力を身につけながら、移行後の学修、研究活動に主体的に取り組む態度を身につける。
その成果として、例えば、令和5年度学際研究プロジェクト大賞を受賞した学生は、工学システム学類に移行後に「日本比較生理生化学会」において会長賞を受賞し、積極的に研究活動を行っている。